<   2010年 11月 ( 23 )   > この月の画像一覧

「1年前のぼくとは違うんですっ!」 タイガーさん

はい、サボグオネェよっ!

「トランスフォーメーション」への道(雑談)
の続きは、
ちょっと置いといて、、、、(じらしてもいいかしら?)

前からちょっと気になってた男性を紹介したいの。
それは、タ  イ  ガ  ー  ・  ウ  ッ  ズ 

「1年前のぼくとは違うんですっ!」  という決め台詞。

I’m not the same man I was a year ago. And that’s a good thing.

おかしーわ。

原文はこちら〜

How I’ve Redefined Victory
by Tiger Woods

(Newsweek November 17, 2010 )

渦中のときに記事にしたかったけど、「アートと関係ないしぃ」〜と
思って書かなかったんだけど、、、、
ちょっと前に 「 自 己 反 省 文 」が、携帯ニュースでチラッと紹介されてたの。
で、原文を探したのが、これよん!!

いろんな女が「実は私も…!」「実は私も…!」と現れたときは、
世界中の男性から、でかい嫉妬を買ってたわよねぇ〜。(私だったら許すわ!)

「ゴルフボールのコントロールはできても、あっちのコントロールはお粗末」
だとか、ボロクソな記事が連日ネットを賑わせてくれたのも、一年前なのねぇ。
アート記事だとまじめに読まないけど、素敵な男性の三面記事だと、
どうしてこう思わず辞書片手に、長文読解読しちゃうのかしらぁ?

んーでも、「不適切な関係」のクリントンさんと違って、
あんまり名文でもない感じ。
それに最後まで逃げてるしぃ〜 クリントンはぜんぶ調べられちゃって、、、同情するわ、オネェとして。
やっぱりGolf & Mistressがお似合いってとこかしらん?  

「アートと関係ない記事ぃぃ〜??」って、クレームはなしよん。
まぁ、月曜の夜ですもん、息抜きってことで。




おまけ映像
「ウッズさんはあなたに I love you といいましたか?」と質問された時の
彼女の「笑」がすごごごぉぉぉ〜〜〜い!、から観てぇ!

Alleged Woods' Mistress Apologizes to His Wife



毎度ご訪問どうもありがとうございます!
219位よー!! なんとかしてっ〜!
↓  ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ

まさかの5位のカムバック!
↓  ↓  ↓  ↓
にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ
にほんブログ村

191位に急上昇中よ!! こちらもポチンとお願い!
にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村
sabbo
[PR]
by voidchicken | 2010-11-30 00:15 | art days | Trackback | Comments(0)

「トランスフォーメーション」への道(雑談)

はい、さぼぐおねぇよ。ぽかぽかの週末でしたわね。
みなさんいかがお過ごしでした?
まあ、日曜の夜だから、、、今日は、雑談よ。

過去ログで書いたとおり、、、
東京都現代美術館(MOT)へvoidchickenを納品がてら、展覧会を見にいったの。

「東京アートミーティング トランスフォーメーション」 展
会場: 東京都現代美術館
スケジュール: 2010年10月29日 ~ 2011年01月30日


「…への道」といっても、別に「変身修行」をする話じゃないわ。
道すがら、また新たなお食事処を発見しちゃったので、そのお話。

お昼だったから、「お腹空かないっ?」ってことで、MOT近くを
ウーロ、ウーロとさまよって、、、、、

ガッツリ男気な洋食系の定食屋を発見したの。
(本当はイケメンタイ人のプーパッポンカリーが食べたかったんだけど)
そこのメニューは 肉系でしたわっ。
肉よ! 肉!  私ってばヴィーガン志したはずなのに、、、

で、
さかぐは「ポークジンジャー定食」、さぼは「鶏唐揚げ定食」っていう
なんとも肉肉しいお食事をして、もうゲッXが出そうに。。。(ごめんなさい)
うーん、もう若くないから、正直前菜のキャペツの千切りが一番おいしかったわ。。。
(ということで、店名は伏せておきますわ。ごめんなさい。)

お店をでる頃には、、、
すっかりふたりの体に「揚げ油臭」がまとわりついて、、、


いやん、私たちこんな臭い体で、
バーニー様(マシュー)に失礼じゃないっ?


って気分的に、これから「トランスフォーメーションをみるわよ」って
感じぢゃなくなっちゃたのね〜。

できれば、、、
白身魚のカルパッチョとか、秋のキノコのマリネがよかったんだけど、
そんなシャレたお店はあのあたり、ないでしょぉ?

なんて、、、とりあえずMOTにたどり着きましたの。

このお話、続きますわよ。
このブログは食とアートがテーマなのよ! お忘れなく。

*追記
つづきはこっちよー!

サボグオネエ


鼻血メイク(?)で監督中。でも真剣よっ!
Art:21 | Matthew Barney


ロングロングインタビュー映像。(最初にいくつかの作品からのシーンがあるけど、
ちょっと血とか…苦手な人は気をつけてね)
Matthew Barney Interview




毎度ご訪問どうもありがとうございます!
219位よー!! なんとかしてっ〜!
↓  ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ

まさかの5位のカムバック!
↓  ↓  ↓  ↓
にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ
にほんブログ村

191位に急上昇中よ!! こちらもポチンとお願い!
にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村
sabbo
[PR]
by voidchicken | 2010-11-28 21:04 | foods | Trackback | Comments(1)

東京都現代美術館にて[ヴォイドチキン]発売中!!

おかげさまで、ご発注いただきました。
東京都現代美術館(MOT)内のナディッフショップにて

ヴォイドチキン8号
「アピチャッポン・ウィーラセタクン特集」

ヴォイドチキン9号
「ハスラー・アキラ&泉太郎 特集」

が、一部100円ぽっきりの、15部限定でいまんとこ
絶賛発売中です!!


ぜひみなさん、ショップでお手にとってみてください。

全国アートマガジン、カルチャーマガジンをお取り扱いの
書店さま、ぜひ置いてくださいませ。見本紙を進呈致します。
また個人のお客さまでも!! 下記アドレスまで。
voidchicken★voidvoid.sakura.ne.jp
★を@に。ご連絡お待ちしてます。


*さかぐの過去記事、
アピチャッポン・ウィーラセタクン「ブンミおじさんの森」を見たも必読です。

*東京都写真美術館「ラヴズ・ボディ」展(12/5まで!!)
ハスラー・アキラ氏のインタビューもご参照くだされ。
(ハスラーさん、応援してます!)

「ラヴズ・ボディ 生と性を巡る表現」展
会場: 東京都写真美術館
スケジュール: 2010年10月02日 ~ 2010年12月05日
臨時開館: 11月8日
住所: 〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
電話: 03-3280-0099 ファックス: 03-3280-0033



MOTに納品しがてら、展覧会「トランスフォーメーション」も
観てきたので、その後は次回に。


追記
*「トランスフォーメーション」への道 はこちら。

毎度ご訪問どうもありがとうございます!
200位あたりをウロウロ。。。目指せ!100位内でっす
清いポッチンをよろしくお願いしますm(_ _)m
↓  ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ

やったぁ!!まさかの5位カムバック!
みなさまのポッチンが励みです。
↓  ↓  ↓  ↓
にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ
にほんブログ村

194位。。。微妙にアップしてます(^_^)v 熱い応援ぽっちんお願いします!
にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村
sabbo
[PR]
by voidchicken | 2010-11-28 00:53 | art days | Trackback | Comments(0)

山本一弥 『リバース」展@銀座といよいよ小谷元彦展@六本木

山本一弥さん新作展、APSにてです。

#21 山本一弥展: "リバース"

ひらひら、ぬめぬめした形が新境地。
意外な展開です。
今までと制作手法も変えたのかなぁ?

森では「小谷元彦展:幽体の知覚」がいよいよ
オープンだが、もうすでに彼も中堅作家か〜。
早いなぁ〜。


b0074921_1663480.jpg

#21 Yamamoto Kazuya photo:Sasaki Tosiharu


ーー 以下、information ーー

日時: 2010年12月1日(水)—18日(土)
開廊: 水曜−土曜/Wed. Thu. Fri. and Sat.

休廊: 日曜−火曜/ Sun. Mon. and Tue.

時間: 12:00 - 7:00pm

会場/Venue: a piece of space APS (ア・ピース・オブ・スペース・アプス)
&ギャラリー・カメリア(Gallery Camellia)



小谷元彦 「幽体の知覚」
会場: 森美術館
スケジュール: 2010年11月27日 ~ 2011年02月27日
住所: 〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F
電話: 03-5777-8600


毎度ご訪問どうもありがとうございます!
170位にアップしました。あと一息で100位内でっす
↓  ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ

まさかの6位のカムバック!
↓  ↓  ↓  ↓
にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ
にほんブログ村

231位にアップです。できましたら、こちらもポチンとお願いします~!
にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村
sabbo
[PR]
by voidchicken | 2010-11-26 16:14 | art days | Trackback | Comments(0)

覆面グラフティアーティストの映画がオスカーへ

久々に降臨のさぼぐおねえです。

バンクシーについては拙過去記事参照のことよ。

*「BanksyによるアニメThe Simpsons」
*「Banksy's back ! and Judas Priest」
*「Banksy review and Judas Priest2」

世界中に注目される覆面グラフティアーティストの
Banksy
のニュース。

来年、オスカーベスト・ドキュメンタリー部門にて
Banksyのドキュメント映画「 Exit Through The Gift Shop 」が
お目見え。ってことで候補にはあがってるけど、
まだ最終ノミネートではないみたいね。

予告を見ると撮影したおっさんにはアトリエ(工房)での作業風景も
公開しているみたいで、覆面インタビューもあり。
だいたいゲリラ行動を共にして、現場で撮影してるかんじよ。
グラフィティ実行前には、きっと逃げ道も下見してるに
違いないわっ!!ってくらい、逃げ足が早いけど。。。。
たまに捕まるのよね。


Banksy film
included in Oscar
documentary longlist

(BBC news 19 November 2010)


Banksy's Exit Through The Gift Shop



関連記事としてこちらも。。。

Banksy film wins documentary gong
(BBCnews 3 November 2010)


これはMotorheadがJPに捧げたBreaking The Law !!
ヘビメタって私にとって漫才とか座敷ゲイみたいなものよっ
吉本のゲイ人よりおもしろいわっ!






サボグオネエ


ご訪問どうもありがとうございます!
192位にアップよぉん。
みなさんのプッシュで100位内ですわ!
↓  ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ

あれぇぇえええぇえの7位のカムバック!
↓  ↓  ↓  ↓
にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ
にほんブログ村
275位。。。(T-T)素敵なあなたにポチンしてほしいのぉ~!
にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村
[PR]
by voidchicken | 2010-11-25 13:14 | art days | Trackback | Comments(0)

「マンガ・ミーツ・ルーヴル」展@横浜

小春日和で気持ちがいいですね。

「マンガ・ミーツ・ルーヴル――美術館に迷い込んだ5人の作家たち」展
の紹介です。


北仲スクールが、京都国際マンガミュージアムとフランスのルーヴル美術館との
共催で、ルーヴル美術館をテーマに描き下ろされたフランス語圏の
コミックス=バンド・デシネ(BD[ベーデー])シリーズを紹介する展覧会を開催。

横浜トリエンナーレ巨大バッタの室井さんは北仲スクールの代表なんですね。


以下、リリースより。(敬称略)

本展は今年11月に京都国際マンガミュージアムで開催され好評を博した展覧会を、
横浜に巡回する運びとなったものです。フランス・ベルギーのBD作家4名に加え、
日本からは「ジョジョの奇妙な冒険」の作者でもある荒木飛呂彦氏が参加して
話題になった同シリーズの原画等約60点を展示する展覧会となっております。


**展覧会INFORMATION**

開催日時  平成22年12月6日(月)~12月17日(金)
        午前11時30分~午後7時(最終日12月17日(金)は午後5時まで )
会  場  BankART Studio NYK
        〒231-0002 横浜市中区海岸通3-9 
横浜みなとみらい線「馬車道駅」6出口 [赤レンガ倉庫口] 徒歩5分

《オープニング・レセプション》
12月6日(月) 18:00~21:00
18:00~ セレモニー  BankART Studio NYK 1階展示ギャラリー
      ①挨拶  北仲スクール代表 室井 尚               
     京都国際マンガミュージアム事務局長 上田修三
           ルーブル美術館出版局副部長 ファブリス・ドゥアール
      ②祝辞披露 横浜市長、連携大学学長など
      ③ギャラリートーク BD研究者 原正人 
19:00~ レセプション  BankART Studio NYK 1階 カフェ&パブ(軽い飲食をご用意します)



毎度ご訪問どうもありがとうございます!
191位です。あと一息で100位内でっす
↓  ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ

まさかの7位のカムバック!
↓  ↓  ↓  ↓
にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ
にほんブログ村
275位。。。(T-T)こちらもポチンとお願いします~!
にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村
sabbo
[PR]
by voidchicken | 2010-11-24 21:16 | art days | Trackback | Comments(0)

「ピューリッツァー賞」受賞のプロパブリカとは?

インターネット・メディア初「ピューリッツァー賞」受賞の
「プロパブリカ」について。(今年の春のニュースですが。。)

いちおーヴォイドチキンも毒立じゃない、独立系メディアなんで。
こんな話もたまにするかなぁ〜、明日は休日ですが。

b0074921_0203062.jpg


PROPUBLICA
ProPublica is an independent, non-profit newsroom that
produces investigative journalism in the public interest.

下記記事を発見して、「おおお! 知らんかった。。。」と、
思いさっそく紹介。

市民を巻き込んだ調査報道 こんなネットメディア目指す
「ピューリッツァー賞」受賞プロパブリカに聞く


by J-cast ニュース(2010/9/18 09:00 )


ネットメディアが初めてピューリッツァー賞を受賞 
問われる日本メディアのビジネスモデル

by News-Spiral (2010年4月13日 )

上記の記事を読んで、日本の市民メディアJANJANニュースが
経営破綻していたのをいまごろ知った。。。

「プロパブリカ」は大手メディアにも記事を有料配信してるというから、
やはり記者や記事の質が高いってことなんだろうな。(ソンケー)

受賞記事を読んで、、、、
「いい仕事してますねぇ〜」と思わず、、、、感嘆。

「プロパブリカ」のポイントはネットの広告収入だけに頼らず、
ジャーナリズムという本業で勝負していること。
(サンドラー財団の支援も大きいが)
サンドラー財団については下記記事も参照のこと。

全米が注目!銀行家が資金を提供するジャーナリズム集団
プロパブリカとは何者か

(DIAMOND on line 2010年5月14日) 会員にならないと全文読めません〜(^_^;)


上記のサイトもニュース・メディアだけど。。。。。(ちょっと裏あり)
私のシランところで、日本でもニュースメディアの将来やビジネス
モデルの可能性を、考えてお仕事してる方々がいらっしゃると。。。

ぜひ、アートの情報コーナーはvoidchickenにご発注を!!
最低賃金で、最高のネタ提供しまっせ〜! 

つーより、サンドラー夫妻に、ひとこと。アート雑誌にもご支援を!


毎度ご訪問どうもありがとうございます!
180位にアップしました。あと一息で100位内でっす
↓  ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ


まさかの6位のカムバック!
↓  ↓  ↓  ↓
にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ
にほんブログ村
275位。。。(T-T)こちらもポチンとお願いします~!
にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村

sabbo
[PR]
by voidchicken | 2010-11-23 00:19 | current issues | Trackback | Comments(0)

アピチャッポン・ウィーラセタクン「ブンミおじさんの森」を見た

さかぐです。
昨日東京フィルメックスのオープニング作品で、今年カンヌ国際映画祭でパルムドール賞を受賞したタイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督による
「ブンミおじさんの森」を見ました。アピチャッポンも来日!



これは「プリミティブプロジェクト」という長いプロジェクトのひとつで、東北タイのナブアという村にアピチャッポンが数年にわたり滞在しながら少しずつつくりあげた小さな出来事と、「過去を思い出せる人」という一冊の小さな本がインスピレーションの元になっている。
「プリミティブプロジェクト」については、前日の東京都現代美術館でのトークで詳しく聞いた。映画作りのためのプロジェクトではなく、滞在から自然に自由にアイデアを巡らせながらゆっくりと生み出されていった映画。

舞台は東北タイの小さな村。そこで農場を営むブンミおじさんのもとに集まった精霊と幽霊と、生きている人間が、淡々とゆっくりとブンミおじさんの最期の日まで寄り添う、そんなマージナルな世界の物語。
ほぼ全編にわたって夜とジャングルのシーンばかりなので、画面暗い。その微妙な色彩が、夢のような世界を繊細にそっと浮上させて、見てる側もちょっとドラッギーで夢うつつにジャングルの闇にじわじわと絡め取られていく。観終わったあと、ぽかーんと、あれ、今なんだったの?というような、しばらく向こう側からもどってこれないようなまのびした時空間体験は、アピチャッポン独特のもの。でもより明解なストーリーの柱があって、今までの中で一番わかりやすいといわれる作品です。

映像は本当に美しい。タイ語の響きも鳥のさえずりのように美しい。サウンドもすばらしい。
"A beautiful strange dream."とカンヌの審査員長ティム・バートンが評した通り。
けっこう笑えるシーンもあって、「これをコメディ映画?という人もいました」とアピチャッポン。

また、この映画の舞台となったタイ東北の政治的な背景を指摘する人もいる。70年代タイ政府の共産党員弾圧により、多くの共産党員や学生が東北タイのジャングルに逃げ込んだため、その村の男たちも政府に捕まり殺されたり、ジャングルへ逃げ込んで応戦した、という歴史のあるところ。さらに今年バンコクでデモ暴動を起こした赤シャツ隊は、東北タイの貧しい農村出身者が中心。かわりゆく原風景と人の原始的精神、政治的な過去、ジャングルへ吸い込まれていった人々の想い、いろんなレイヤーがさまざまな読み取り方を可能にしている。
「僕は政治的な作家ではない」、というし、具体的なメッセージもひとつもないけど、アピチャッポンの故郷という個人的理由から選ばれた東北タイが、全タイにとって意味ある舞台設定になってるところも、この映画の奥行きの深さかなと思う。しかもあのデモ鎮圧で悲しく沈んだタイ人の元にすばらしいタイミングで飛び込んできたカンヌ最優秀賞受賞のニュースだったし、偶然を必然に変えてしまうのも才能なんだと思う。

アピチャッポンの映画に必ず登場するジェンおばさんと若者トンも健在。ジェンおばさんちょっと太ったなとか、トンのばかっぽい笑顔相変わらずだなとか、映画というフィクションの中にいる俳優のほんとの人生まで透けて見える。セリフも彼らと相談しながら決めているんだそう。特に意味のないだらだらした談笑シーンもそうやって作られているのかと納得。

映画のあとのQ&Aで、熱烈なファンらしき人が「あなたの作品には映っているはずのないものの息遣いまで聞こえる」といっていた。

アピチャッポンの映画って、映画のための映画作りではなく、彼が人々と過ごした時間や空気、そこで流れていた曲、見ていた風景、生きている存在そのものを映像に織り込んでいくような作業なのかもしれない。彼がカメラの向こうに向けるまなざしのやさしさは、ヒューマニズムとかではなく、ブンミおじさんを囲むやさしい精霊や人々の愛情と同じ、つまり人を人として生かしているごくパーソナルな愛ではないかと、なんかそんなことを思った映画でした。いいやつだな、アピチャッポン。



エンディングで、寂しいといって寺を抜けだしたトンが坊さんの袈裟を脱いでシャワーを浴びて、ジェンおばさんと飯を食いにいったところで、かかる音楽が、タイのインディーポップPenguin Villaの“Acrophobia”。
この落差がよい。Q&Aでタイ人からこの曲を使用した理由について質問がでた。
主に歌詞のこと。愛に届かないことへの恐れと死への恐れを重ねてるんだそう。大好きな曲といっていた。
ゴーストの世界から現代へ戻る鍵にもなっているとか。

アピチャッポン映画と音楽の関係については、
VOID Chickenペーパー版vol.8号に、SOI MUSICの木村さんのアピチャッポンインタビューがあります。木村さんはウィスット・ポンニミット(タム)のマネージャーでタイのポップカルチャーに詳しい人。
まだ在庫いっぱいあるので、アピチャッポン映画の謎に迫りたい方はぜひ読んでください!
日英バイリンガルです。最近ナディッフにもまだあるのかな。けっこう貴重かも。
b0074921_13301192.gif

▼▼▼ナディッフの全国店舗はこちら▼▼▼
http://www.nadiff.com/shopinfo/shoplist/index.html
またはこちらまで〜
mail to: voidchicken@voidvoid.sakura.ne.jp




現在209位
人気ブログランキングへ


現在7位
にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ
にほんブログ村
[PR]
by voidchicken | 2010-11-21 14:01 | movies | Trackback | Comments(3)

山城 知佳子 個展 “コロスの唄”

「コロス/Choros」とは、古代ギリシアの合唱隊を
意味してるんだそー。

山城さん関係の過去記事
*「今日まで!/山城知佳子@恵比寿映像祭」
*「To-Lo展と上映会」


@@@@ 展覧会情報 @@@@


山城 知佳子 個展 “コロスの唄”
会期:2010年12月9日(木)−2011年1月22日(土)
12:00-19:00 (日、月、祝 休み) 
※冬期休業 2010年12月26日-2011年1月7日

会場&詳細:Yumiko Chiba Associates viewingroom shinjuku
〒160-0023 東京都新宿区西新宿4−32−6
パークグレース新宿 #206
Tel:03-6276-6731 Fax:03-6276-6738 
Mail:info@ycassociates.co.jp 


地の底から「プシュプシューッ」と吹き出る彼らの呼吸音を探していた。
海底から地底までの上昇中、声が小さな無数の気泡となって、
ようやく地面に辿り着き、弾けた。無数の穴から吹き出している。
あちこちに潜んでいる者たちに輪郭が届けられる。彼らはまだ森の中に、
漂いの中に生きている。彼らの声を聴く。
他者の記憶が生暖かい息を残し語り続けている
地響きのような残響を、唄を、聴こえてくる声を聴く。
山城 知佳子 ( 2010年11月)





以下、リリースより。

沖縄で生まれ制作を続ける山城 知佳子は、沖縄の地域性、歴史、政治といっ
たテーマに自身との関係性も含んだ作品を
映像、写真、パフォーマンスで表現を展開してまいりました。

山城はこれまで、『沖縄・プリズム1872-2008』(東京国立近代美術館、2008年)
2009年『アトミック・サンシャイン in 沖縄』(沖縄県立美術館、2009年)『恵
比寿映像祭〜歌をさがして〜』(2010年)などに出品し、そのテーマ性と作品か
ら発せられる強烈なメッセージ性に注目が集まっています。

弊社での初のお披露目となる個展 『コロスの唄』では、東京都写真美術館で
同時期に開催される『日本の新進作家展vol.9 [かがやきの瞬間] ニュー・スナッ
プショット』の関連作品の新作を発表いたします。
この作品は、捨て去られていく老女の声(記憶)を希求する前作の 『沈む声、
紅い息』のテーマを引き継ぎながら、 “聴こえてくる唄” “合唱隊” など新
たなイメージを立ち上げた映像と写真による新作です。


【同時期開催1】
“日本の新進作家展 vol.9 [かがやきの瞬間] ニュー・スナップショット”
会期:2010年12月11日(土)−2011年2月6日(日) 
会場:東京都写真美術館 



いつも応援ありがとうございます!
↓  ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ


なんとか7位のカムバック!
ご訪問どうもありがとうございます!
↓  ↓  ↓  ↓
にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ
にほんブログ村

sabbo
[PR]
by voidchicken | 2010-11-19 23:29 | art days | Trackback | Comments(0)

Ai Weiwei @テートのレポート再び  1億個の種!

お天気よくて気持ちいい朝ですね。
思わず口から歌が。。。。
「大好きなのはぁひまわりの種〜♪」
by ハム太郎 (Ai Weiwei に聞かせたい歌詞)

Ai Weiwei @テートについては過去記事、参照のこと
Ai Weiwei 関連ニュース続々。
アイ・ウェイウェイのひまわりの種@Tate Modern

実際に行かれた太田氏のレポート発見。
インタラクティブの仕掛け(アートスケープ)
by 太田佳代子氏 (2010年11月01日号)

(偶然、昨日のSRLの翻訳もやってた方)

手作りのひまわりの種、一粒一粒を見ていると、
自分の存在もその一粒になったような気が
してくるのはなぜ?  深い作品だなぁ。
写真でも十分感動できる。



なーんと216位!めざせ100位内でっす!
いつも応援ありがとうございます!
あったかいポチンありがとうございます!
↓  ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ


おおおおお!!7位のカムバック!すばらしい。
ご訪問どうもありがとうございます!
↓  ↓  ↓  ↓
にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ
にほんブログ村
こちらもポチンとお願いします~!
にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村

sabbo
[PR]
by voidchicken | 2010-11-19 08:01 | art days | Trackback | Comments(0)


↑王様が見守ってるよ☆


by voidchicken

プロフィールを見る
画像一覧

最新の記事

バンコクアートだより2017..
at 2017-07-22 12:49
追悼・後々田さんから。
at 2017-06-15 22:37
映画「ギターマダガスカル」と..
at 2017-05-04 00:34
メルマガ5/2でました。
at 2017-05-03 15:59
感じてもだえる愛の重さ…二藤..
at 2017-05-02 19:41
Kochi Muziris ..
at 2017-01-19 15:07
Kochi Muziris ..
at 2017-01-05 00:32
Kochi=Muziris ..
at 2017-01-01 02:16
入る旅人 出る旅人 vol...
at 2016-10-26 23:04
広島アートぶらぶらその3 番..
at 2016-10-22 19:05

カテゴリ

introduction
travel
art days
foods
English essay
sexuality
obituary
current issues
movies
music
books
design
town
boxing
animal
français
manga
sabo's talking
remembrance
ukulele
woman
#françase

以前の記事

2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 01月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2001年 08月

タグ

(464)
(451)
(432)
(309)
(259)
(254)
(163)
(139)
(127)
(110)
(109)
(105)
(98)
(45)
(39)
(33)
(27)
(10)
(8)
(8)

検索

Who's voidchicken?

さぼとさかぐとさぼぐオネエのアートブログ。
Facebook
VOID chicken


Twitter new account!
handled by sabo
sb_voidchicken

VC on tumblr

VC on You Tube


メルマガの登録はこちら
*Thank you for subscribing
to our mail magazine,
"VOID Chicken Nuggets"

VOID Chicken Nugget
(まぐまぐ)


*Original Website
Art magazine V O I D/chicken




Art for all.
art blog voidchicken

*The blog covers world's art news, travels, soulfoods, and other topics.  Daily updated by Sakagu, Sabo and Sabogu, and other poeple.

We support
TAB button


♪♪♪ notice ♪♪♪
Show only approval comments and trackbacks.

Thanks for click!
ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ
にほんブログ村
にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

*VOID Archive
オノ・ヨーコ インタビュー
Yoko Ono Interview(2003)

*co-sponsored
株式会社ゴーライトリー 
/The Golightly

*追悼・美術評論家
Tribute to the first female art critic in Japan
日向あき子サイト Memorial of Akiko Hyuga

Subscribe to me on FriendFeed


art for all.

記事ランキング

画像一覧

ライフログ


現代アートを買おう! (集英社新書)


図工室にいこう―こどもがつくるたのしい時間

最新のコメント

いつもエキサイトブログを..
by blog_editor2 at 22:56
わりきりさん、コメントあ..
by voidchicken at 14:30
実はブログが出来てからお..
by skuna@docomo.ne.jp at 13:54
指輪ホテルです。みにきて..
by 指輪ホテル at 17:39
>Yukaさん タイの..
by voidchicken at 14:30

最新のトラックバック

ドイツ皇帝の最後の宮殿で..
from dezire_photo &..
セルバンテス『ドン・キホ..
from dezire_photo &..
デビッド・ボウイが10年..
from センタのダイアリー
新潟に巨大ハーブマンあら..
from 宮村周子の展覧会リコメン す..
"表現したい!"を思いの..
from Boochanの宝探し

ブログジャンル

アート・デザイン
語学