タグ:#Kochi ( 10 ) タグの人気記事

Kochi=Muziris Biennale2016 その1

b0074921_1454151.jpg

あけまして2017年、今年もVOID Chickenをどうぞよろしくお願いします!


2016年12月、インドケラーラ州のフォート・コーチンで開催されたコチ=ムジリス・ビエンナーレ2016略してKMBへ行ってきました!

2012年12月12日にインド初のビエンナーレとしてスタートし、2014年の第二回めで注目され、今年はホテルも早々と高騰するなど大注目のKMB、成長期にある国は、さすがなんでも早い!
しかし、そこはインド。ただ右肩上がりというわけにはいかず、今回もドキドキすることがいっぱいでした。裏切らないぜ、インド!
b0074921_2251439.jpg

なんといっても直前に首相が突然高額紙幣の使用を禁止するおふれを出したため、インドは国中が現金が足りない大混乱の真っ最中。銀行にもATMにも現金がなくて連日銀行には長蛇の列。新札の高額紙幣も使えるところが少ない。もちろん外国人も同じ目にあいます。そんな事情もあってか、いつもは観光客で賑わうコチの街もなんだか静か。
b0074921_118586.jpg


それでも、相変わらずいつ訪れても気持ちの良い海辺の街フォートコーチン。3回めともなればなんとなく道もわかる。今回もデリー在住のキュレーター黒岩朋子さんにくっついて、さらに日本と香港のキュレーター&デザイナー総勢7名で連日わいわいとコチの街をめぐったのでした。
インドといえばファブリックの国。そしてケララはアーユルヴェーダのメッカ!女子7人で、インドコスメだ洋服だカレーだなんだとしっかりアート以外も楽しみました。(クレジットカードは使えるところ多い)
b0074921_1235061.jpg


全然本題に入れませんので、まだまだ続きます。

b0074921_1254939.jpg
オープニングの日は朝ごはん付きシンポジウム。フレッシュココナツジュース飲み放題!
[PR]
by voidchicken | 2017-01-01 02:16 | art days | Trackback | Comments(0)

「インドへの道!」トークイベントのお知らせ(満員御礼)

b0074921_22543213.jpg
Anish Kapoor Descension

Void Chicken presents

インドへの道!
南インド料理と楽しむインド現代アート最前線!
—コチ=ムジリス・ビエンナーレ2014レポートを中心に―



インド・デリー在住のキュレーター、黒岩朋子さんをお招きして、インドで唯一の国際ビエンナーレ「コチ=ムジリス・ビエンナーレ2014」の話題を中心に、インド現代アートの最前線について伺います。さらに後半は、インドへ旅したい方に本当に役立つインドの旅情報をお届けします。

お料理のケータリングは、楽しいインドユニット、マサラワーラー。今回は本場ケーララのご飯を、ビュッフェスタイルでお腹いっぱいになるまで楽しんでいただけます。お腹をすかせてお越しください!


日時:2015年4月19日(日)13時-16時(13時から食べられます)
参加費: 2000円(限定20名要予約)ケーララのご飯+チャイ付き
※当日2500円

場所:コリント

渋谷区神宮前3丁目(ご予約時に詳しい行き方などご説明します)
銀座線外苑前駅より徒歩6分。JR原宿駅、副都心線明治神宮前駅から徒歩12分


予約:メールにてお名前とご連絡先をお願いします。(ご飯の準備の都合上、ご予約をお願いします!でも当日ふらっと参加もOK!)

予約・問い合わせ先:
voidchicken@voidvoid.sakura.ne.jp (void chicken インド係)
※予約は締めきりました。

<プロフィール>

b0074921_22283667.jpg
黒岩朋子 Tomoko Kuroiwa
森美術館学芸部勤務を経て、2009年よりインド・デリー在住。主にインド現代美術の紹介および日本国内のインド調査に協力。美術雑誌にインド美術の近況を掲載するほか、近年では第5回福岡アジア美術トリエンナーレ(2014)の現地協力キュレーターを務める。

b0074921_17455371.jpg
マサラワーラー http://masalawala.info/
インド料理を作るのが好きで好きで、いつも作りすぎてしまうのでもっと作りたい!だったら食べたい人を集めて食べてもらえばいいじゃん!ということで、いろんなところでインド料理を作る2人組。
2011年にはタミル・ナードゥ州マハーバリプラムにてインド人にインド料理を作るイベントも!現地 の人に「おっ、いつも食ってるやつだ。」と言われて大喜び。インド料理ユニットというより、インドをリスペクトするコピーバンドみたいな2人組です。

*マサラは正確には『マサーラー』で『香辛料(スパイス)』とか『調味料』、『具』とかいう意味でワーラーはヒンディー語で『~のやつ』という意味なので 『マサラ』+『ワーラー』=マサラワーラー意味は『マサラのやつ』『マサラ野郎』『マサラちゃん』英語で言えば『スパイスボーイズ』? タミル語では『マサーラーッカーラン』になる。

武田尋善 1977年生まれ何故がインドに興味をもってしまいヒンディー語を習ってしまう。 芸術活動として絵画、パフォーマンス等なんでもかんでも挑戦する。 2008年には急速にインド熱がぶり返してカレーばかり作り、 鹿島信治とマサラワーラー結成。 2012年ついに念願のオートリクシャ(インドの三輪タクシーを購入! ナマステインディアでまさかの航空券が当り2013年マサラワーラー2人でインド行き。 http://hiroyoshi-takeda.com
鹿島信治 1977年生まれ 何故かシタールを買ってしまい独学でシタールを始める。2001年ドラム&シタールユニットConti を結成。変拍子、ポリリズムを多用しライブハウスで活動中。2008年には武田尋善とのカレーユニット、マサラワーラーを結成。 2012年インドイベントのくじ引きで一等を当ててインドに行くというラッキーが発生! なんと、またもや航空券が当たるというミラクルが起きて、2013年マサラワーラー2人でインド行き。 http://marchrecordings.web.fc2.com/



★voidchicken blogにもコチ情報掲載中!

過去記事 past posts
Kochi-Muziris Biennale 2012
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 1
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 2
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 3
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 4
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 5


Kochi-Muziris Biennale 2014
*Kochi-Muziris Biennale2014 に行きました
*Kochi-Muziris Biennaleへの行き方〜ビザ編〜
*
Kochi-Muziris Biennaleへの行き方〜乗り物編・食べもの編〜
*
インドビザ申請センターが移転ですよ〜



b0074921_1725667.jpg
N S Harsha
b0074921_2254117.jpg
Julian Charriere
b0074921_22532558.jpg
Unnikrishnan C
b0074921_22552978.jpg

b0074921_2312380.jpg



トークのご予約・問い合わせはお気軽にどうぞ〜
voidchicken@voidvoid.sakura.ne.jp (void chicken インド係)
[PR]
by voidchicken | 2015-04-01 22:32 | art days | Trackback | Comments(0)

インドビザ申請センターが移転ですよー

b0074921_16184373.jpg
お引っ越し〜


ついこの間、インドに行くためのビザの取り方をブログにまとめたところですが、
それからひと月も立たないうちに、またまた重大変更が!

茗荷谷にあったインドのビザ申請センターが、
4月から新しく三田に移転するそうです。

ビザセンター移転のお知らせ

こんな大事なお知らせを、ひっそりと間際に行うので、
インド好きの日本人たちがあわてて自主的に拡散してくれてるという状況です。
でも、きっと、茗荷谷へ行ってしまう人いっぱいいるだろうなあ。
想定される混乱やトラブルをまったく気にしない不親切なアナウンスに、
すでにインド好きの間では、「いかにもインド的」と盛り上がっています。
スムーズに行くとかえって不満に思うくらいになったら、あなたも立派なインド通?

しかし、この新しいビザ申請センターのサイトに載ってる行き方がなんかすごく複雑。 
田町駅から歩いてたった4分なのに、これを見るとかえって辿りつけない感じがする。
こういう妙なひねりが、オンライン申請の混乱とつながってるなあ。
これもインド式なのかなあ。
↓↓↓
-------------------------------------- 徒歩の道順: --------------------------------------
Tokyo :-
1) 東映三田線芝公園駅A2出口より三田シティプラザ1階(セレスティン・ホテルの後ろ側)までは徒歩で4分(400m)

出発点:
〒105-0014 東京都港区芝3-5 更科丸屋
http://goo.gl/maps/QruS7
到着点:
〒105-0014 東京都港区芝3-40−4 三田シティープラザ
http://goo.gl/maps/nlc8s

2) JR浜松町駅より三田シティプラザ1階(セレスティン・ホテルの後ろ側)までは徒歩で16分(1.4km).

出発点:
浜松町駅, 東京
http://goo.gl/maps/5o7oW
到着点:
〒105-0014 東京都港区芝3-40−4 三田シティープラザ
http://goo.gl/maps/nlc8s

--------------------引用終わり--------------------

やっぱりインドへの道は、人のいうことを鵜呑みにしない、どこかで読んだり聞いたりしたことを簡単に信じないところから始まるのですなー
インドへいく人は、お間違えなく! 必ず事前に調べましょうね。


☆お知らせ☆

4月19日(日)ランチタイムに「インドへの道!」イベントをやります!
ゲストを招いて、コチ・ビエンナーレの報告を中心に、インドの現代アート最前線の話を南インド料理を食べながら聞くというレア企画。

詳細は近日はっぴょう〜stay tuned!

[PR]
by voidchicken | 2015-03-31 16:54 | travel | Trackback | Comments(0)

Kochi-Muziris Biennaleへの道 その2〜乗り物編・食べ物編〜 #artweet #art_jp #contemporaryart

2012年の記事はこちら。
インド初のビエンナーレ Kochi Muziris Biennale その1


b0074921_14345888.jpg

コーチ・ビエンナーレへの道 その1〜ビザ編〜の続きです。

〜乗り物編〜

★日本から直行便なし。コーチ(コーチン)へのフライト

コーチ・ビエンナーレの最寄りの空港はコーチン国際空港です。
日本からコーチンまでの直行便はありません。どこかで乗り継ぎになります。
SkyscannerExpedia といった世界の航空ルートの検索サービスで「Kochi」もしくは「Cochi」で検索すると、日本の高知も出てくるので要注意。

東京/関空からだと、シンガポール航空がシンガポール経由でコーチまで飛んでいるので、これがけっこう便利かも。もっと安い便だと、インドまたはスリランカの都市で深夜〜早朝乗継のケースが多いようです。
そのあたり乗継地の空港の様子もチェックしておくと安心です。デリーもムンバイも深夜乗継は問題ないです。まあ、いけばなんとかなると思います。

★けっこう大事!!荷物タグ

インド行きの飛行機のチェックイン時、航空会社のロゴ入りの名札用のタグをくれます。またはカウンターの横に無造作に積んであります。団体客じゃあるまいし、とバカにせずに、必ず荷物にひとつずつつけましょう。
このタグに手荷物検査済のスタンプが押され、搭乗時や乗り継ぎの際に1つずつ確認されるのです。インド式アナログなセキュリティ対策なので、ぜったいなくさないようにしましょう。

b0074921_1454677.jpg


★空港から港町フォートコーチンまではタクシーで

ビエンナーレの会場地図

ビエンナーレのメイン会場はフォートコーチンという港町です。ほとんどの人はここを目指すと思います。空港からフォートコーチンまではタクシーに乗ります。
空港出口手前に「Prepaid TAXI」という看板があって、そこで行き先を告げるとタクシーが用意されます。プリペイドなので先払いです。あるいは事前にホテルにタクシーの送迎を頼んでおきます。空港から街まで40分以上かかるし、運転手がホテルの場所を知らないこともあるので(知らないとは絶対言わないのに)、特に日が暮れてから到着する場合は、ホテルにお願いした方が安心かもしれません。

両替も空港の建物内で済ませた方がいいです。空港外にもATMはあるけど動かないものもあるし、もたもたしてるとインド人が外からガンガン扉を叩いてきます。
空港入口にはガードが立っていて、一旦建物を出ると中に戻るのがちょっと大変になります。なので、空港の建物内で必要なことは全部整えてから外に出たほうがいいような気がします。

タクシーは遠いです。渋滞にはまると1時間以上かかります。いくつも街を通り抜けて、川をいくつか渡り、白い小さな旗がばーっと頭上にはためくところにきたら、そこが(おそらく)フォートコーチンの街の入り口です。目的地はもうすぐです。

b0074921_143898.jpg

★オートリクシャーに乗る

メイン会場の周辺は歩いて回れます。でも暑いし、関連企画展をやってるシナゴーグのあたりへはちょっと遠いので、オートリクシャーをよく使います。タイでいうトゥクトゥク。5人でも6人でも定員なし。ただし振り落とされないように注意。
おもちゃみたいなメーターがついててもそれを使う人はほとんどいません。行き先を告げ、乗る前に値段を決めます。近くなら20〜30、街の反対側まで50~60ルピーくらいだったと思います。3人だから一人10ルピーで30、みたいなざっくり感でした。(1ルピーだいたい2円の計算です)
時折、観光地や土産物屋へ寄りましょうという運転手もいるけど、ちゃんと断ればあとはしつこくしません。
みんな個性的に車体をデコレーションしてて楽しいです。

b0074921_15385776.jpg

海をわたるのはジェッティで

海を挟んだエルナクラム地区にも Durbar Hallという会場があります。さすがにオートではいけないので、4輪の普通のタクシーか、Jettyと呼ばれる定期ボートで行きます。ジェッティが断然お勧めです。乗り合いボートで楽しいし、会場を海上から見ることもできます。
ジェッティ乗り場は、Pepper Houseの先、Fort Kochi Ferry Stationです。
フェリー乗り場は二箇所あるので、「エルナクラムへ行く方」とお願いすれば大丈夫です。ビエンナーレの客ならエルナクラムに行くと知ってるので間違えられることはほぼないと思います。
b0074921_14543878.jpg
チケットは男女に分かれて並びます。たいてい男の列の方が混雑していて、運賃は片道で4ルピーくらい?だったような。行き先を間違えないように乗り込み、島まではだいたい30分くらい? テキトーな記憶。
観光地のフォートコーチンに比べると、エルナクラムはふつうのインドの街といった感じでした。鉄道の駅もここにあります。市場とか楽しそうです。

b0074921_16314285.jpg
左の小さな入り口がAspin Wallのメインゲート。

★でもやっぱり徒歩が基本

ビエンナーレを回るには、メイン会場Aspin Wall Houseへ行ってガイドブックを入手します。たぶんそこから始めるのがいいと思います。あとはそのよくできたガイドブックを頼りにほぼ網羅できます。全体がコンパクトに凝縮されているので、ヴェネチアよりもずっと楽に回れます。とにかく作品と体験の質がいい。でも一日中歩くので、歩き慣れたサンダルか靴は必須。
ビエンナーレ自体は3−4日あれば見れるけど、半日回ったらアーユルヴェーダやヨガとか、のんびり回ると楽しそうです。

b0074921_14401828.jpg



〜おまけ〜南インドのご飯〜
b0074921_1416385.jpg

前回2012年に来た時は、体調が悪くてあれこれ食べれなくて本当に心残りだったけど、今回は体調万全、しかも女子6人というグループだったので、おおいに食べ、どれもこれも本当にうまかったです。
中でも黒胡椒の粒がゴロゴロ入ったペッパーチキンは、毎回必ず頼んで味比べをしたくらいハマりました。コーチの黒胡椒は、山椒みたいにフレッシュな香りでガツーンときます。日本で売ってるのと全然違う!さすがスパイスの街です。おみやげに黒胡椒、おすすめです。
b0074921_1440423.jpg

うまいチキンとくればビール! と行きたいとこですが、2012年にはなかった法律ができ、2014年は高級レストランやホテル数カ所を除き、ほとんどのレストランがアルコール禁止になっていました。メニューにはあっても売ってません。街中に酒屋はありません。生ライムを絞った甘くない塩ソーダをもっぱら飲んでました。炭酸きつめのノンアルコールチューハイみたいで、歩き疲れた体に滲みます。

b0074921_14165796.jpg
タクシーが街に入る前にタクシーを停めて酒場へ立ち寄り。あやしい。

あとは、南インドの定食ミールスもぜひ。バナナの葉っぱにごはんとおかずを盛ってもらって、手づかみでわしわし食べるケララスタイル。このミールスのおいしい食堂が海向こうのDurbar Hallのそばにありました。店の名前忘れました。
お米をよく食べ、またナンのかわりにチャパティや米粉のパンケーキ"アッパム"とか、全体的に軽めで毎日食べても飽きないです。
b0074921_15324075.jpg

ココナツベースの料理、気候、のんびりした人々、インドだけど、南アジアのゆるい空気を感じる街。観光地のどまんなかでやってるビエンナーレなので、英語も通じるしみんな親切だし、初めてのインドでもなんとかなります。インド旅行入門としてもおすすめかなと思います。


(予告)
前回、4月か5月にゲストを招いてビエンナーレ報告会をやりたいなと思ってます。ケララのミールス付で。そちらもお楽しみに。

[PR]
by voidchicken | 2015-03-04 16:51 | travel | Trackback | Comments(0)

Kochi-Muziris Biennaleへの行き方 その1〜ビザ編〜 #artweet #art_jp #contemporaryart

b0074921_13162588.jpg

あちこちから高評判が聞かれるコーチ・ビエンナーレ 。いよいよ3月29日までとなりました。
これから行ってみようかなと思ってる人、いつか行きたいと思ってる人用に、極ベーシックなビエンナーレ訪問イロハをまとめました。これ読んで、コーチへGO!
いまから手配してもまだ間に合う! 多分!

b0074921_1311194.jpg


〜はじめに〜
★ビザを取ろう

インドへ行こうという日本人にとって最初の難関が、このインドビザ取得。毎回なぜかすごく疲れます。東京近郊在住の人用メモです。
★caution! 2014年12月3日頃の情報ですが、すでに古くなってしまいました。ビザの手続きコロコロ変わります。なので、最新情報は必ずご自分でお調べください!★

東京インドビザ申請センター

ビザ総元締めのようなところです。オンライン申請の窓口でもあります。ほとんどの人は観光ビザ、6ヶ月間何度でも渡航可なマルチプルビザを申請します。

★オンライン申請
なにはなくともまずはオンライン申請。登録みたいなものです。上記サイトから所定のページへ飛び、パスポート情報はもちろんのこと、両親の名前や宗教、聞いてどうすんの?ということまで事細かに入力します。
サンプルはここに

項目が多いけど、記入自体はそれほど難しくないです。でもあまりの長さに途中でイヤになってきます。
途中保存できるボタンがあり、今日はここまでにしよう、とポチッと押すと再ログイン用のIDが発行されます。でも後日、再びアクセスしようとIDを入れるとエラー。入力した情報にたどり着けません。なんで?
しかもたまに入れたり、要するに不安定。面倒でも一気に入力して申請手続き終えたほうがいいです。ログインを拒否され、再入力のめんどくささに負けた私は、オンライン申請だけ代行サービスを頼みました。基本情報をあらかじめテキスト化して渡すので、はっきりいって自分でできたじゃん、という感じでしたが、ついでにいろいろ相談できて良かったです。

b0074921_13192588.jpg

★注意!ジャーナリスト/ライターさん

ここで、取材に行きたい方が気をつけなければならないのは、職業欄にライターとかジャーナリストと書くとビザがすんなり発行されない可能性がでてくることです。(少なくともそう脅される)
私は「アートライター」と書いて注意され、ビザは下りたものの一度戻ったら次2ヶ月はインドに行ってはいけないという限定付きのビザでした。6ヶ月しか有効じゃないのに2ヶ月いけなかったらもうやる気なくすね。
さらにビザセンターの受付の人に「私はインドで見たり聞いたりしたことを一切口外しません」みたいな誓約書を書けといわれてその場で書いて提出しました。この手書きのペラペラな紙切れにいったいなんの効力が?

ということが以前あったので、今回申請書を代行さんに頼んだとき、上記のことを相談しました。こうした代行さんはいつもインドビザセンターに人のパスポートをどっさり預かって出かけるので事情通です。それで代行さんのいうとおりに書いたらスムーズに発行されました。それだけで代行さん頼んだかいがあったというものです。

b0074921_1320147.jpg

★ 日本なのにここはインド。インドビザセンター

オンライン申請が完了したら、出力し、指示にある通り写真やお金を準備して茗荷谷のビザセンターへ行きます。オンライン申請からビザセンターへ行くタイミングですが、本サイトには書いておらず、一週間後とかいろんな情報をネットで見つけましたが、翌日でOKでした。

(注意!!2015年4月1日からインドビザ申請センターの場所が茗荷谷から三田へ変わりました!お間違えないよう〜!!)
新インドビザ申請センター


ビザセンターはインド祝日を採用してます。日本の祝日に行ったところ、いつもはごった返しているビザセンターがガラガラ。すぐ手続きできました。日本の祝日狙い目です。そのかわりインドの祝日に行ったら閉まってた、なんてことのないよう、事前に開館日はチェックしましょう。
この段階でパスポートと書類をビザセンターへ預けます。スムーズに行って2、3日で発行されます。でも担当者次第のような気もする。担当や状況でコロコロ対応が変わります。インドの場合、他人の体験談は参考程度にしかなりません。

ここでビザ申請は終了ですが、パスポートを取りにもう一度ビザセンターへ行かねばなりません。しかも17:00-17:30の30分間しかあかないので、5時前にはすでに長蛇の列。うんざり…。それでもこれでインドへ行ける。。。パスポートを受け取って、帰りに茗荷谷の駅前の喫茶店でほっと一息入れるのがもはや恒例の儀式です。

というわけで、インドのビザ申請はちょっとめんどくさいです。2度も茗荷谷まで足を運ばなくちゃいけないし、2012年にオンライン化されて簡易になるかと思いきや逆に手間が増えています。なんだかインドらしいです。

b0074921_13205546.jpg

★ニューシステムが登場! 完全オンライン申請

そんな感じで私がビザを取得した数日後の2014年11月下旬、完全オンライン申請サービスがスタートしたと教えてもらいました。

Tourist Visa on Arrival


これによると、オンライン申請と支払いをネットで済ませたらインドの空港でビザがもらえるそうです。これぞほんとのオンライン申請!すばらしい!
でも、このサイトには対応国一覧に確かにJAPANと入ってるけど、ビザセンターのサイトにこの情報が見当たりません。インドの空港着いて、インド人に突っ返されてすったもんだ、わーわー野次馬の人だかり…想像するだけでドキドキします。なのでこの完全オンラインサービスの評判が安定するまでは、やはり出国前にビザシールがべったり貼られたパスポートを予め準備した方がいいような気がします。次ビザ取るまでに安定してるといいなあ。


インドのビザのルールはしょっちゅう変わるので、センターへ来てがーんとなってる人を多く見かけます。ビザセンターはインドへの第一関門。必ずなにか理不尽なことが起こるので、スムーズに行くとかえって不安なくらいです。時間とお金に余裕がある人は、代行サービスを使うのもありだと思います。
 結局のところ、人の言うことやネットの体験談を鵜呑みにしない、安心は金で買う、ってまるでインド疑似体験のようなビザ申請。インドへのイニシエーションと思えば自分でチャレンジするのもいい体験です。でも不要な苦労は避けたほうがいいとも言えます。まあそれぞれ状況とお好みで。 
(乗り物編へつづく)
b0074921_1328345.jpg


2012年の記事はこちら。
インド初のビエンナーレ Kochi Muziris Biennale その1

[PR]
by voidchicken | 2015-03-04 13:46 | travel | Trackback | Comments(0)

Kochi Muziris Biennaleにいきました 〜その1〜 #biennale

b0074921_16333115.jpg

さかぐです。12月、南インドのケララ州フォート・コーチンで開催中のコーチ=ムジリス・ビエンナーレに行ってきました。
2年前にスタートしたインド初&唯一の国際的な現代美術ビエンナーレの第2回!

b0074921_1745999.jpg
"Balancing Act" Gulammohammed Sheikh 森美術館でのインド展「チャロ―!インディア」にも出てた重鎮グラームモハンマド・シェイク。会場と会場をつなぐ海沿いの公園でサーカスみたいな彫刻を展示。解説によるとポリティカルな作品らしい?


2年前に始まったこのビエンナーレ、初回はいろいろ準備も間に合っておらず、それでもちょっとずつできていくのが微笑ましくて、なによりもインドの名だたる作家たちの「おらが国のビエンナーレ」に向けた本気入れ具合に、感動すら覚えた。
さらに、街中にも「ビエンナーレ」って言葉が浸透していて、「ビエンナーレに来た」といえば、「あー、OK、OK」って感じで客引きも去っていった。食事、町並み、全部ひっくるめて、豊かでとてもよい体験ができたので、2度めもまた、はるばるコーチまでやってきてしまった。

だけど、もしや今回、デリーやムンバイの金持ちギャラリーが幅をきかせたギャラリー主導に変わってたら、という心配も少しあった。インド作家の人気は今やインフレ状態だし、マーケット至上主義みたいなビエンナーレになってたら、なんかわざわざやってきたのにつまらないなあ、と。
でも訪れてみて、相変わらず手作り感が満載の雰囲気で一安心。キュレーションがきいた展示は見ごたえがあり、海に面したフォートコーチンの街も変わらず美しく平穏、さらにご飯もおいしく、いろんな人に会えたし、満足度たっぷり200%の4日間だった。

b0074921_16355561.jpg
今回から会場に加わったCSIバンガロー。探して探してぐるぐる回って、宿の目の前でした。

テーマは「Whorled Explorations」(直訳は渦を巻く探検)。15世紀の大航海時代から世界と交易を結び、ケーララ学派と呼ばれる天文学や数学の学者を多く生んだケーララの歴史や風土にちなんで、
過去・現在・未来に渡って、未知なるものへの探究を続けるアーティストたちの作品が、かつて胡椒貿易で栄えた町並みに残る古い建物や公園に点在していた。

今回のキュレーターに任命されたジティッシュ・カラットは、自身もアーティスト。ビエンナーレ自体の総合ディレクターも、そもそものいいだしっぺもアーティスト、というアーティスト主導のビエンナーレという点が、コーチの大きな特徴だ。また、ビエンナーレへのパトロネージュのリストには、財団や企業に混じってギャラリーや作家の個人名もけっこうある。まさに「みんなでつくるビエンナーレ」となっている。

b0074921_1352340.jpg
オープニング当日すでに全作品解説と地図入りのガイドブックができてた!前回は、作家一覧(コピー用紙に名前だけずらっと)も会場地図も2日目以降だったなあ。すごい進歩!

ざっくり印象訪問記は2年前に書いたので、今回は何を書いたらこの面白さが伝わるかな、と考えてたら年が明けてしまった。
私の印象は、「理想が高く、かといってえらそうでなく開かれていて、多くの人を巻き込んだ、アートのちからを信じる人たちによる、ひとことでいうと、"ピュア"なビエンナーレ。
理想に向かおうとする姿勢を、アートの命題に置いているというか、アートには社会や世界を変える力がある、と本気で信じて取り組んでいるようす、というか。
日本各地でやってる芸術祭について、「昔の都市博の二の舞いだ」とか、「終わってる」「飽きた」みたいな、
現象だけを見て語る言説ばかりを目にしたあとだったので、ことさらに心洗われる気がした、のも事実。

なぜ、コーチ・ビエンナーレはピュア(と感じさせる)なのか? そこをなんとか掘り下げてみたいと思ったが、それを書くための材料が少ないし、何ヶ月かかるかもわからないので、ブログよりももっといい方法で伝える方法を考えます(逃げた!)、お楽しみに!

b0074921_1834924.jpg
アジ美で購入した「終わりなき近代」アジア美術を歩く2009-2014。著者は学芸員の黒田雷児氏。インドアートについて、「議論好きの国のインテリ作家によるコンセプトは強力だが、何か優等生的で物足りない」と評。2009年の記事だけど確かにインフレ人気作家はそういうとこあるあるインド!
[PR]
by voidchicken | 2015-01-09 18:29 | art days | Trackback | Comments(0)

インド初のビエンナーレ〜Kochi-Muziris Biennale〜その4〜 #art #india #bienale #contemporaryart

Kochi、Cochin、スペルが2つあるように、コーチ、コーチン、日本語での呼び方も2種類あるようです。ごっちゃに使ってたけど正式名称のスペルがKochiなので、コーチにしときます。ケララもケーララだったり。誰か統一して。


b0074921_12522455.jpg
会場の1つ、Durbar Hallへはフォート・コーチ(ン)からフェリーで海を渡ります。
b0074921_11512620.jpg
インド在住の黒岩さんによると、このDurbar Hallの改装は今回のビエンナーレの目玉の一つみたいで、なにかといえば自慢してたそうです。(むしろ事前に公表できるネタが他になかったのかも)
バングラデシュの写真家や地元ペインターの作品など、展示は平面中心でオーソドックスでした。やはり廃墟の方が魅力あります。
b0074921_14383456.jpg
気になる絵。誰?
b0074921_11564914.jpg
「チャッパル(サンダル)を脱いでください」まさかの土足厳禁?でも脱がない人が多く、足の裏が真っ黒に。
b0074921_1214776.jpg
Durbar Hall 以外の会場はフォート・コーチ周辺に集まっていて、徒歩でほとんど回れます。
荷積みの倉庫として使われていたPepperHouseは、カフェもあってよく待ち合わせに使いました。この会場と斜め向かいにあるMoidu's Heritage Plazaが見やすくて空間も味があって面白かったです。
b0074921_12124421.jpg
はしごの上に作品があります。このはしご、ねじが半分抜けた小さなL字金具で止まってるだけでぐらぐら。
b0074921_1215616.jpg
はしごの上。作家はアニタ・デューベ Anita Dube。はしごのことアニタに教えてあげたい。
b0074921_133425.jpg
気になる絵。ケララの作家K.P.Reji。
b0074921_1317924.jpg
青い扉が目印のMoidu's Heritage。中は元ココナツ繊維倉庫でほぼ廃墟。
b0074921_1331047.jpg
エルネスト・ネトも参加してます。海外の作家で知ってるのはネトくらい?
b0074921_1385991.jpg
階段を登るとネトらしい風景が。香りはもちろんターメリック!
b0074921_1310562.jpg
別の部屋でみた映像作品。異なる人種の4人が公共空間で音楽を演奏する様をマルチスクリーンで順に投影。
b0074921_13155416.jpg
プール、地下鉄、通り、タクシー、耳を傾ける人もない街なかで、身体一つでそれぞれの音楽を静かに奏でます。22分の映像にじっと見入って終わるとみんな拍手。音楽は人を引き入れますね。
b0074921_13145069.jpg
作家のキャプション。参考リンク
b0074921_1335287.jpg
Moidu's Heritage Plazaを含め今回使用した建物のほとんどは、ビエンナーレのあと改装してホールやホテルにするとのこと。
この味わいは残してほしいものですが、計画どおりに進まなそうな気もします。

b0074921_1334828.jpg
がんばれ〜

過去&未来記事 related posts
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 1
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 2
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 3
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 4
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 5
*ワルリ族の村でおかずくんと再会す。〜ウォールアートフェスティバル(WAF)


ヾ(・ω・`*)Thanks(*エ・ω・)ノ゙
現在ブログ村現代美術ランキング3位4位キター!
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
[PR]
by voidchicken | 2013-01-02 14:31 | art days | Trackback | Comments(0)

インド初のビエンナーレ、Kochi-Muziris Biennale〜その3〜 #art #india #bienale #contemporaryart

過去記事 past posts
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 1
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 2
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 3
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 4


b0074921_13453664.jpg
プレスコンファレンスはカレー付き。


コーチ・ムジリス・ビエンナーレの展示のようすを紹介します。
ただし、作品については作家との立ち話が主なソースなので、印象記ってことで、間違ってたらご勘弁。
b0074921_15323888.jpg
海に面したメイン会場、Apinwall House。1867年の建物でイギリスのAspinwall & Companyの貿易の拠点として、ココナツオイルや胡椒、スパイス、ゴムや紅茶、コーヒーなどを輸出したところです。
ここは小部屋が多く作品点数が多い上に展示が間に合わず空けてないクレートがゴロゴロしていて、私は全部見るのは諦めてしまいました。具合も悪かったし。
広場で音楽を演奏してたりビエンナーレショップがあったりと、メイン会場らしい華やかさもありました。
b0074921_1557747.jpg
会場入口入ってまず目に入るのが、スリニヴァーサ・プラサードSrinvasa Prasadのインスタレーション。2007年ARCUSにも滞在してた作家です。椰子の木の間に吊り下げられた竹の球体まで土嚢を登って近づくことができます。別の会場でやってた過去作品の展示もよかった。

b0074921_2142594.jpg
Aspinwall Houseには、インドを代表する作家たちが新作を連ねています。
日本でもおなじみのスボード・グプタSubodh Guptaは、食器、トランク、ふとん、椅子などの日用品をぎゅうぎゅうに詰め込んだ古い船を展示。
b0074921_04056.jpg
b0074921_2135952.jpg
旅立ちの船、あるいは難破船?
2年前にデリーのギャラリーで彼の作品をみたときは、成金ぽくて皮肉たっぷりでちょっとどうかなあと思ったけど、今回の作品は、グプタらしい素材やテーマを踏襲しながら、力強く、希望と不安に満ちたビエンナーレの船出へのエールとも取れる、まさにサイトスペシフィックな作品でよかったです。
b0074921_1613231.jpg
ヴィヴァン・スンダラムVivan Sundaramは、森美術館でのインド展「チャロー・インディア!」で膨大なゴミを並べて街のジオラマみたいな作品を発表してた作家です。(参考サイト)
b0074921_0432976.jpg
黒岩さんとお話するヴィヴァンさん。
b0074921_057223.jpg
一見、ただの乾いた土のように見えるけど、実は小さなピースからなる造形物で、見渡すと干上がった川底のようにも生き物の鱗のようにも見えます。
これらは紀元前1世紀に栄え14世紀に洪水で水の底に沈んだとされるムジリス地方の都市の遺跡から発掘された陶器の破片でできているそう。展示が終わったらもとに戻して、あとには何も残らない。壮大なコンセプトと迫力に感動!
b0074921_1293330.jpg
こちらはあいちトリエンナーレ2010に出ていたアマル・カンワル Amar Kanwar。今回は2012年のドクメンタで発表した作品の発展バージョンで、インドの農村でリサーチを重ねて制作した大がかりなインスタレーションです。
b0074921_1221489.jpg
ドキュメンタリー映像監督としても知られるアマル、やっぱり映像作品がよいなと思いました。牛が墓標?に顔を擦るシーンにぐっときました。
b0074921_1553497.jpg
建物の裏側。シーラ・ゴーダSheela Gowdaの石の作品が部屋から海に向かってゴロゴロと。
b0074921_31873.jpg
スパイスの石臼で、おそらくここにあったものを移動させたインスタレーション、ロケーションといい最高です。

ベテランたちはみんなオープニングにきっちりあわせて仕事を完成させ、しかもやっぱりいい場所を展示に選んでいて、さすがです。ここでしかみられない力のこもった新作に、彼らの強い使命感みたいなものも感じられて、ちょっと心打たれました。

b0074921_2402340.jpg



ヾ(・ω・`*)Thanks(*エ・ω・)ノ゙
現在ブログ村現代美術ランキング6位キター!
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
[PR]
by voidchicken | 2012-12-31 13:50 | art days | Trackback | Comments(0)

インド初のビエンナーレ、Kochi-Muziris Biennale〜その2〜 #art #India #contemporaryart

b0074921_311326.jpg
コーチ・ムジリス・ビエンナーレのレポートが「その1」で終わってるよ〜とさぼからの指摘(汗)
旅のとちゅうで引いた風邪&帰国後の胃腸炎でずっと寝込んでて、起きたらクリスマスも終わってました。すっかり体も心もなまってしまい、アップが遅れてましてすみません!

風邪の原因は、今年もいったバンコクの野外フェス「Big Mountain Festival」。
タイのフジロックと言われるまでに成長したBM、今年はなんとSaluxSalu、原田郁子xウィスット・ポンニミットなど、日本人にもおおー!というラインナップで超盛り上がったんですが、
いっしょにいった5人中4人が風邪で高熱、うち1人はインフルエンザを発症して緊急入院という、なんともおそろしやビッグマウンテン菌。
b0074921_326576.jpg

その風邪を連れてインドへ渡った私も、ずっとふらふらしながらビエンナーレを周って、インドのハイパーケミカル薬の副作用でさらにふらふらになり、なんかもう体調はめちゃくちゃでしたが、それでも南インドはよいところでした。
海沿いにメイン会場となるいくつかの建物があって、ちょっとベネチアを思い出します。
b0074921_532119.jpg

コーチ・ムジリス・ビエンナーレは、アーティストのBose Krishnamachari,とRiyas Komuの2人の「インドで国際展を!」という思いから始まった、アーティストオリエンテッドなビエンナーレです。プロデューサー手腕に長けた二人が、ケララ州を全面巻き込んで、ここを「ビエンナーレ・シティ」として売りだそうという、日本でいうところの「まちおこし」的な目論見もあります。
b0074921_522664.jpg

会場は、インド植民地時代の東西貿易の拠点だった港町、フォート・コーチンを中心に、古いペッパーハウスやユダヤ人街などこの街の記憶を語る建物や史跡9箇所。海を望むロケーション、朽ちた壁のテクスチャー、気持ちいい風と青い空、、、コーチ・ムジリス・ビエンナーレの最大の特徴は、ポルトガル、オランダ、英国といった外国の植民地支配を経て、さまざまな文化が混ざり合いながら独自の発展を遂げたこの街の魅力をアートによって再発見する作業にある、といえそうです。
b0074921_3484632.jpg

ビエンナーレやトリエンナーレといえば、総合ディレクター的な人が気合を入れてつくったテーマがたいていあるものだけど、ここでは特にテーマはなし。しいて言えば、この街でしかやれないことを見せてやろう!というサイトスペシフィックな側面が強いです。
作家数はインドの作家が50人、海外24ヶ国から40人(リリースより)印象としては地元ケララの作家が多く、その点でも「おらがビエンナーレ!」という感じがします。
さらに、スボード・グプタヴィヴァン・スンダラムアマル・カンワルといった、インドのインターナショナルな売れっ子アーティストたちも気合のはいった作品を展示してました。

オープニングには、いっしょにいったデリー在住のキュレーター黒岩朋子さんいわく、「インド中のアート関係者が全員来ている」くらい、インドアート界ではやはり大ニュース。さらに街を歩いていても、トクトクドライバーから「コンニチワ!ビエンナーレ!」と呼びかけられ、物売りがなんでもかんでもあたまにビエンナーレをつけて売り始めるなど、街中に「ビエンナーレ」という言葉(だけ)が浸透していて、街が小さい分、盛り上がり方も際立ってました。

b0074921_3591582.jpg

それにしても、インドでしかも超のんびりの南で予定通りにコトが進むはずもなく。プレスコンファレンスの日は一応内覧会にもかかわらず、作品はまだ60%くらいしか完成しておらず、がんがんに作業中。翌日の展覧会オープンには70%、翌日は80%、と毎日変わっていき、それに合わせて作家リスト、会場マップ、と一日1つずつできていくので、何度も会場に足を運ばなくちゃいけなくて、ただでさえ風邪でふらふらなのに相当ぐるぐるさせられました。

でも、そのだめな感じもなんだか憎めなくて、インドのスノビッシュなアート関係者たちもみんな苦笑い。日本だったらキリキリしてクレームとか始まりそうなのに、「まあいいか」と思わせてしまう、これぞケララマジック!見習いたいです。
b0074921_4152342.jpg
インドの人は写真好き。
(つづく)

ブログ村現代美術人気記事
*1位 ハースト、Gギャラリーとさよなら Hirst splits from Gagosian gallery
*2位ゴームリーのスタジオ紹介映像 TateShots: Antony Gormley


*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 1
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 2
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 3
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 4


今日もお読みくださり
ありがとうございます。
クリック応援よろしくお願いします!
12位までキター!

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
[PR]
by voidchicken | 2012-12-31 05:31 | art days | Trackback | Comments(0)

インド初のビエンナーレ Kochi Muziris Biennale その1 #art #artweet #contemporaryart #India

b0074921_3132022.jpg

さかぐです。
南インドのケララ州フォートコーチンで開催されてる、インドで初めてのビエンナーレ、Kochi Muziris Biennaleのオープニングに来てみました。
フォーとコーチンは海があり緑も多くて、アーユルヴェーダもさかんなところ。
ちょっとタイの田舎みたいにのんびりゆったりしていて、同じインドでもデリーとは全然違う!
ご飯もうまいです。ココナツを使ったスパイシーな魚料理とか、あと米がうまい!
b0074921_351955.jpg
本日の新聞トップは、世界的シタール奏者のラヴィ・シャンカールの訃報。ノラ・ジョーンズのお父さんですね。
b0074921_372134.jpg
ビエンナーレのニュースも大きく。オープニングの12月12日の夜は、町の広場で開会式に続いて音楽コンサートが開かれ、市民も全員ご招待の太っ腹。村祭り的ビエンナーレ、いいなー
b0074921_3451017.png

b0074921_33138100.jpg
b0074921_3345474.jpg
 (続く)

関連記事 related posts
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 1
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 2
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 3
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 4
*インド初のビエンナーレ Kochi-Muziris Biennale 5
*ワルリ族の村でおかずくんと再会す。〜ウォールアートフェスティバル(WAF)


いつもご愛読ありがとうございます
ブログランキング・にほんブログ村へ
[PR]
by voidchicken | 2012-12-14 03:49 | art days | Trackback | Comments(0)


↑王様が見守ってるよ☆


by voidchicken

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

最新の記事

Kochi Muziris ..
at 2017-01-19 15:07
Kochi Muziris ..
at 2017-01-05 00:32
Kochi=Muziris ..
at 2017-01-01 02:16
入る旅人 出る旅人 vol...
at 2016-10-26 23:04
広島アートぶらぶらその3 番..
at 2016-10-22 19:05
広島アートぶらぶらその2 横..
at 2016-10-20 01:50
「Nのパラドックス」 アート..
at 2016-10-16 21:44
「スティーブ・ジョブズ」とい..
at 2016-10-10 01:16
Art & Breakfas..
at 2016-09-12 00:24
あいちトリエンナーレ2016..
at 2016-08-18 13:46

カテゴリ

introduction
travel
art days
foods
English essay
sexuality
obituary
current issues
movies
music
books
design
town
boxing
animal
français
manga
sabo's talking
remembrance
ukulele
woman
#françase

以前の記事

2017年 01月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2001年 08月

タグ

(464)
(448)
(432)
(307)
(259)
(253)
(163)
(139)
(127)
(110)
(109)
(103)
(98)
(45)
(39)
(33)
(27)
(10)
(8)
(8)

検索

Who's voidchicken?

さぼとさかぐとさぼぐオネエのアートブログ。
Facebook
VOID chicken


Twitter new account!
handled by sabo
sb_voidchicken

VC on tumblr

VC on You Tube


メルマガの登録はこちら
*Thank you for subscribing
to our mail magazine,
"VOID Chicken Nuggets"

VOID Chicken Nugget
(まぐまぐ)


*Original Website
Art magazine V O I D/chicken




Art for all.
art blog voidchicken

*The blog covers world's art news, travels, soulfoods, and other topics.  Daily updated by Sakagu, Sabo and Sabogu, and other poeple.

We support
TAB button


♪♪♪ notice ♪♪♪
Show only approval comments and trackbacks.

Thanks for click!
ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ
にほんブログ村
にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

*VOID Archive
オノ・ヨーコ インタビュー
Yoko Ono Interview(2003)

*co-sponsored
株式会社ゴーライトリー 
/The Golightly

*追悼・美術評論家
Tribute to the first female art critic in Japan
日向あき子サイト Memorial of Akiko Hyuga

Subscribe to me on FriendFeed


art for all.

記事ランキング

画像一覧

ライフログ


現代アートを買おう! (集英社新書)


図工室にいこう―こどもがつくるたのしい時間

最新のコメント

いつもエキサイトブログを..
by blog_editor2 at 22:56
わりきりさん、コメントあ..
by voidchicken at 14:30
実はブログが出来てからお..
by skuna@docomo.ne.jp at 13:54
指輪ホテルです。みにきて..
by 指輪ホテル at 17:39
>Yukaさん タイの..
by voidchicken at 14:30

最新のトラックバック

ドイツ皇帝の最後の宮殿で..
from dezire_photo &..
セルバンテス『ドン・キホ..
from dezire_photo &..
デビッド・ボウイが10年..
from センタのダイアリー
新潟に巨大ハーブマンあら..
from 宮村周子の展覧会リコメン す..
"表現したい!"を思いの..
from Boochanの宝探し

ブログジャンル

アート・デザイン
語学