タグ:#movie ( 8 ) タグの人気記事

「スティーブ・ジョブズ」というふたつの映画について #stevejobs #movie #apple #iphone7

おすすめ過去記事
映画 #Session と #Birdman と #アントニオ・サンチェス
映画 #裏切りのサーカス みたわよ! by おねえ Tinker Tailor Soldier Spy
「Nのパラドックス」 アートギャラリーミヤウチ・広島 

(10/11追記)

スティーブ・ジョブスの映画はふたつある。

アシュトン・カッチャー(デミ・ムアと結婚して成り上がった男。のちに離婚。)が
ジョブズを演じた「スティーブ・ジョブズ」(2013公開:原題Jobs)と

b0074921_0373946.jpg


マイケル・ファスベンダー(演技がうまい色男)がジョブズを演じた
「スティーブ・ジョブズ」(2016公開:原題steve jobs)だ。

b0074921_0455532.jpg


両方みたのでメモ的な感想を。

まずアシュトンがこれで映画界で売れるか?と思っていまいち
パッとしなかった最初の映画の方は、やはりひどいものだった。

若い頃のジョブズがLSDでトリップするシーンが一番よかったが、
見終わったあとに、「誰か早くジョブズの映画をきちんと作り直してくれ!」と
思った。Appleの歴史やジョブズの人生を描ききってるものではない。

では2番目のダニー・ボイル監督の「スティーブ・ジョブズ」はどうだったか?
というと、「これもちょっとどうかな?」というのが正直な感想。

映画のなかで古い製品の話が出てくると「そんなのあったなぁ」と懐古的に
楽しめたり、appleファンにはおすすめではある。
nextコンピューターは実物を当時みたことがあり、仰天だった。カラーだったしね。
いまでは当たり前のことだが、あれは確かにいまのOSの雛形だった。
nextは使ったことある人はあんまりいないかもしれぬが、偉大な発明だったよね。

Jobsと同時代を生きてきたので、彼の伝記映画に対してとても期待するわけです。
なので、ファスベンダー演じるジョブズ映画はファーストシーンから違和感を感じる。
「なんか似てない!」と。顔とか、そういうことじゃなくてね。
映画「マルコムX」のデンゼル・ワシントンはマルコムXに見えたのに、なぜ?

「ハロー」といわないマックを発表会のギリギリまで「直せ!」というジョブズ。
桁外れのこだわりを持ち、appleの暴君として現場ではいつも強引な要求をするので、
どんどん事態はヒートアップしていく。
そんな感じで、1984年、1988年と節目の新製品発表準備中の
バックステージにいるジョブズに、別れた女と娘、ウォズニアック、
スカリーが次々と会いにやってきて、彼のプライベートと仕事における
人間関係のゴタゴタが語られる形で話は進行する。

エピソードはわかるが、なんかリアルな感じがしないのだ。
なぜかな? 原因のひとつは、ジョブズ公認のウォルター・アイザックソンの
伝記「スティーブ・ジョブズ」が原案で脚本が書かれているせいかも。
映画をみていて、脚本を通してみたジョブズ像を超えるものが見えないのだ。
どんなに迫真の演技でもファスベンダーがジョブズに思えない。

バックステージで彼の人生の裏舞台が語られるという仕掛けはうまいと思うが、
その構成が非常に演劇っぽくて、「こんな芝居、あったなー」とか思ってしまった。
熟達した役者たちのセリフの応酬も名演技なのかも
しれないが、なんとなく「映画」でそれを見たいとはわたしは思わないのだ。
メイクルームや空き部屋など、会場のなかでしか空間が変わらないのもちょっとつまらない。
舞台装置がぐるーりとまわるだけのような小さな移動しか映画にないので、
芝居小屋程度のスケール感しかないのも不満。

デスクトップパソコンで誰もが絵を描き、音楽を作ることが可能になった。
創造力は無限で、自己表現の自由を強化した魔法の箱であるマッキントッシュの誕生は社会を
変革したわけだが、その偉大さ(!)が伝わってこないのだ。

発表会が始まる瞬間の場面転換で、時間のつながりが強引に引き裂かれ映画は崩壊している。
ラストもそうでしたけどね。芝居の脚本じゃねーんだからさ!そのオチなによ!
観ている観客としては、「え、なになに?どうした?」って感じですよ。

全編、よくできたお芝居を見ている感じで、映像的な表現に乏しいのね。
だから、「なんか映画にする意味あんの?」とつっこみたくなる。

次回は、ジョブズが頭のなかでどんな夢を描いて人生を突っ走ったのか、
映像として彼の世界観を創造してみたいと思った映画監督が独自に
脚本を書いて、映画にしてほしいと思う。(追記10/11)

ジョブズとappleの映画はあと3、4本は製作できるんではないだろうかと思います。
まだまだ満足できません。

sabo

『スティーブ・ジョブズ』アカデミー賞ノミネートトレーラー



資料リンク
wired の映画「スティーブ・ジョブズ」公開記念記事


いつもご愛読ありがとうございます
にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ
にほんブログ村

b0074921_0544423.gif

[PR]
by voidchicken | 2016-10-10 01:16 | movies | Trackback | Comments(0)

映画「彼は秘密の女ともだち」見たわよ! byおねえ #DroitsLGBT #LGBT #gayrigh #iquality

J'ai regardé le film français ' Une nouvelle Amie'
du réalisateur François Ozon.
Romain Duris s'habille comme une femme.
Il marche avec des talons hauts.
Ses jambes étaient très belles.

C'était intéressant. J'ai apprécié Romain Duris.
En plus, Raphaël Personnaz aussi était très beau.

La fin est étonnante.
J'ai adoré ce film et la chanson, 'Une femme avec toi '.
Chantée par Nicole Croisille, intitulée 'Une femme avec toi'.

b0074921_0561026.jpg


ぼんそわぁー!オネエよぉ。(たまには夜のあいさつよぉ。)

あてくしが見なくて誰が見るっ?って映画、
「彼は秘密の女ともだち」見たわよ! うっふーん。

詳細はこちらの公式サイトね。
「彼は秘密の女ともだち」

ネタバレなしよっ。

日本の予告編だと「秘密」をちょこっとだけ、見せてるでしょぉー?
だからぁー、そっからが問題なわけねぇー。
ちなみにフランスのbande annonce(予告編)とかなり違うのよねぇー。




さっそく、この映画のおすすめを3つ言うわよ!!!!

まず、その1。
ロマン・デュリスの美しい …姿の脚ねっ!!!!

その2。
イケメン人気男優ふたりのまさかの …シーン!
主役のロマン・デュリスとラファエル・ペルソナがよっ!(鼻血)

余談だけどぉーーー
ラファエルは「アラン・ドロンの再来」ってキャッチーコピーがついてるのねぇ。
これをきいてピンとくる人って …
どーぉ考えても50-60代じゃないのかしらぁ?(余計なお世話だけど)
あらわたしのことねぇ。


その3。
ドラアァグクィーンのショウがすんばらしいのっ!

おフランスのドラアァグクィーン、さ、さすがだわぁ、、、。すごいわぁ。
あてくし、参りましたわ。ぜひ、本物を見たいわねぇ。

このシーンで使われている曲がいーの!
歌詞がぴったりで、泣くわよ!!

LGBTの聖歌だったのね! (ネタバレしてもいい方はこちらに本編のシーンがあるわよ)


Femme, femme, une femme avec toi
Femme, femme, une femme avec toi


オリジナルのNicole CROISILLE (ニコル・クロワジール)の映像をリンクしちゃうから、
きいてねっ!

Chantée par Nicole Croisille, intitulée 'Une femme avec toi'.

Nicole Croisille Une femme avec toi


こちらに訳詞があるけどぉ、参考までね。

UNE FEMME AVEC TOI  (TOI LE POETE)

サボグおねえ

現代美術10位!
今日もお読みくださりありがとうございます。
クリック応援よろしくお願いします! 
Thank you!

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
[PR]
by voidchicken | 2015-09-21 00:51 | movies | Trackback | Comments(0)

映画 #セバスチャン・サルガド地球へのラブレター #salgado #eiga #ヴェンダース #movie #Wenders

過去記事
「グアンタナモ、僕達が見た真実」 映画とテロとアートと…

b0074921_1501293.jpg


石内都、畠山直哉そしてセバスチャン・セルガドと
写真家のドキュメンタリーが続く。

が、サルガド(Sebastião Salgadoが「第二の人生」を故郷で始めていたのを
この映画を見るまで知らなかった

彼がいま専念しているプロジェクトはとても壮大で夢があって、希望がある。
この映画の最大の見どころでもある。とりあえず今日のおすすめの映画!ということで、
ネタばれしないようにしておく。が、ぜひ見てほしいのだ!

この映画は、ヴェンダースが映像作家であるサルガドの息子と一緒に作り上げていった映像。
常に彼の最大のサポーターである妻のレリアとの若き日の出会い。
ふたりは学生のときから政治運動に身を投じ、パリへ移住する。
その時、彼の写真人生は始まる。最初のカメラはレリアのものだったのだから。
ふたりの絆は深く、サルガドの活動を影で支えていた。
レリアの存在は映像のなかでは控えめだが、
彼女のアイディアと行動力もサルガドに負けないくらいだ。

サルガドの家族の話も、写真家としての活動の軌跡となんどもクロスする。
ブラジルに住む父との思い出、ふたりの子供の誕生、故郷への帰還といった個人的な歴史がサルガドの写真と一緒に映像のなかに登場する。

また彼が撮影してきた現場のドキュメント、
写真作品を前に語るサルガドの独白などなど、この見どころいっぱいのシーンを一本の映画にまとめてる!
すごいなぁ。もちろん映像作家の息子が撮影した貴重な映像もたくさん使われている。
よくぞ、ここまで編集してまとめあげたものだ。
「ヴェンダースはこの映画に専念してくれた」と息子の証言がパンフレットにもあったけど、
これは大変だったろうなぁ …。

さてさて、、、、
あまり熱心なサルガドファンではなかった私も、映画が終わった途端、すっかり信者に。
サルガドは冒険家であり、写真家であり、地球、動物、家族を愛するひとりの男だとわかった。
そのシンプルな芯のぶれないところが魅力なのだと思う。
人間、自然に対する愛を忘れてはいかんのぉ。

余談ですが、サルガドとヴェンダースとはフランス語で会話しているみたいだったなぁ。
サルガドは若いときにフランスに(ブラジルから)渡ったから堪能なんだなー
そうだ!フランス語を学ぼう!


これは英語でスピーチしてます。
「写真が見せるサイレントドラマ」 TED speech

経済学の博士号をもつセバスチャン・サルガドは、30代で写真を撮り始めて以来その虜になりました。彼は何年にもおよぶプロジェクトを通して、人間に焦点を当てて地球規模の物語を美しく描写し、その多くに死・破壊・腐敗といったテーマを取り入れています。ここでは、写真を撮る事で死の恐怖に追い込まれた極めて個人的な話や、地上で忘れ去られた人々や景観を撮影した最新作『Sebastião Salgado.Genesis』に収録された美しい写真をご覧いただきます。



ル・シネマは、火曜、水曜(女性のみ?)、日曜最終回、も1100円で鑑賞可能です。
ぜひ足を運んでみてほしいおすすめの映画です。

saboはまたまたパンフレットも購入し、またまた大満足!!

参考サイト
セバスチャン・サルガド写真展「Genesis」in ロンドン By Sunnysider


he Salt of the Earth (2015) (rottoen tomatoes)




セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター
(ル・シネマ上映情報)


映画『セバスチャン・サルガド』
@salgado_movie
facebook

公式サイト
「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」



The Salt of the Earth (2014),
(wiki)

おすすめ過去記事 現代美術人気記事第1位
b0074921_1504273.png

映画 「Session 」と 「Birdman」 と #アントニオ・サンチェス ANTONIOSANCHEZ

b>本日もお読みいただきありがとうございます!
↓  ↓  ↓  ↓
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

[PR]
by voidchicken | 2015-09-09 01:43 | movies | Trackback | Comments(0)

映画 #Session と #Birdman と #アントニオ・サンチェス #eiga #movie #jazz #ANTONIOSANCHEZ

映画ネタずら。(ネタバレなし)

Birdman (2014)(rotten tomatoes)


b0074921_2192230.jpg


Birdman review –
Michael Keaton goes a long way to
restoring his reputation

(The Observer,The Guardian UK, film)

---------------------------

*session trailer


なんでこれを見たのか?というのは、、、
そもそも飛行機のなかで映画「セッション」を見始めたところ着陸態勢に
入ってしまい、最後までみられなかった!ことに始まる。

ルフトハンザだったので、ドイツ語か日本語の吹き替えしかなく、
しぶしぶ日本語吹き替えで見ていたのだが、、、、、、、
帰国してDVDを日本語字幕でみたら、「ひぃぃ、もっと怖いじゃぁないのぉ!」ってびっくり。
吹き替えだと、鬼教師がちょっと優しいかんじ。
実際の英語は、もっーーと下品で、冷徹で、人間扱いしない言葉づかい。
(もちろんわたしの語学力では、英語を全部聞き取れたわけじゃない。が、セリフまわしの雰囲気が違う)

この映画については、私は特に書くことありません。
映画としてはとてもおもしろいと思うので、いろんな人にすすめてます。

しかし、、その後、、、
このバトル(?)記事を読んだ。

菊地成孔先生の『セッション』批判について(映画評論家町山智浩アメリカ日記)


そしたら、菊池先生が「バードマン!」「バードマン!」と連呼されていたので、
映画「バードマン」を見たわけです。

(ここから本題)

ジャズを愛するならなぜ「バードマン」なのか?という理由は、
この記事にすべて凝縮されています。

映画『バードマン』の音楽を担当した
アントニオ・サンチェス


(Natsumi Itoh, FIGARO.JP)

映画を見ながら、このバックで流れているドラムはフィルムを見ながら録音したんだろうーなー
と思ったのだが、上記のインタビューを読んでびっくり!!!!!!

”すべてのシーンについて即興で50、60テイク録った。その後、監督がそのデモ音源を現場に持っていき、それを流しながら演技のリハーサルをして、実際の撮影もこのデモに合わせてタイミングを見るために撮るということをしたんだ”


Jazz on 3: Birdman composer Antonio Sanchez in session



ガーーーーン!
つまり撮影に入る前にドラムの即興音源を録音をしていたのだ。
役者はそれに合わせて、演技をしていったという。
(もちろんその後、また映像にあわせて再録音はしているのだが。。。。。)

「なぜそんな(無謀な?)ことをやるのか?」 というと、この映画が「生の芝居」を扱った
ものだから、音楽もスコアなしの即興にしたかったのだろう。
「ライブというのは何が起こるかわからない!」のがおもしろいのだから。
映画の音もオタマジャクシを再現するものであっては退屈だ。


もしも映像に合わせて作曲された「映画音楽」だったら、このテンションは生まれなかったろう。
役者たちと即興ドラムの絶妙なハマり具合は、音楽が先にあってこそ実現できたのだ。
加えて、ドラムとあのカメラ(詳細は公式サイトを)の流れがばっちり決まってた。

しかーし、、、、、、、
映画としておもしろいと友達にすすめるか?と問われれば、正直迷うところ。
マイケル・キートン(バットマンの兄ちゃんおっさん)とかエマ・ストーン(スパイダーマンの姉ちゃん)の
ファンでもなければ、特にぜひ!とは言えない。

どっかで見たことがあるなーと思ったエドワード・ノートン(ファイト・クラブの兄ちゃんですが、
ファイトクラブのパロディも映画中あり)のファンとか、、、、バットマンファンとか?
ガッチャマンファンとか?
ただジャズドラムや即興演奏が好きな人は楽しいかも。(といってもそれは映画の一部なのだけど)

ストーリーは、ちょっと一言では説明できない複雑な構成なのだ。
それにプラス舞台や映画に関わる「楽屋オチ」とか、「業界あるあるネタ」を
散りばめているので、そういうお仕事をしている人や、関心のある人にはおもしろいかも?

というわけで、この映画の見どころはアントニオ・サンチェスのドラム!
あ、でもこの映画は一応コメディです。(あと映画中のドラマーは本人ではない)

ところで、、、、、私がこの映画で一番気になったのは、時計の音
楽屋のシーンで、ずーーーとチクタクチクタクと時計の音が効果音で入っていたのだが、
私はこの音がとても気になって、映像に集中できなかった。
もしかして、映画館の時計なのか?とおもってまわりを見回したがなかったので、
映画の音だということがわかったのだが。

(追記)これはDATASATと最後にクレジットがあったが、
とにかく劇場空間の変なところから音が聞こえてくるので、びっくりした。(5.1chとか7.1chとか?)

しかし、もっとすごかったのは、映画館でときどき話し声がしたので、
困ったお客たちがいるもんだ …とおもったら、ずっと独り言を言っている女性だった。
(ライトが点いてからもあれこれ独り言を言ってたのでわかったのだが …)

これに一番びっくりしたかも。
現実は映画より奇なり …?






[PR]
by voidchicken | 2015-09-04 01:42 | movies | Trackback | Comments(0)

ドキュメンタリー映画『沖縄 うりずんの雨』と『戦場ぬ止み』】(2) #film #eiga #okinawa #movie

おすすめ記事
ドキュメンタリー映画『ルック・オブ・サイレンス』(特別寄稿)
ドキュメンタリー映画『沖縄 うりずんの雨』と『戦場ぬ止み』 (1)



【沖縄の歴史と現在を知る――ドキュメンタリー映画『沖縄 うりずんの雨』と『戦場ぬ止み』】(2)

先日、アップした(1)の続きです。まず『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』について。

昨年11月の沖縄県知事選で、基地反対を唱える翁長雄志・現知事が当選したことはみなご存じでしょう。にもかかわらず、夏から中断していた工事が即座に再開され、「粛々と工事を進める」という、選挙結果を完全に無視したコメントが政府から出されたことも同様だろうと思います。

私もニュースとしては知っていました。でも、弾けるような喜びに沸いた知事選勝利のわずか3日後に、資材を積んだトラックが辺野古ゲート前に現れる残酷さと不条理を、私はまるで想像できていなかったとこの映画を見て突きつけられました。

たとえば、辺野古が普天間基地の「移設候補地」とされた17年前から、反対してきた渡具知武清さん一家。長男は17歳。家族の歴史がそのまま基地反対運動の歴史に重なる、その重み。

かつて半ば完成していた米軍の実弾訓練場を住民の反対で撤去解体させた恩納村から来る、池原澄江さんと寿里さん親子。警察に強制排除される父親の写真を見て育った寿里さんが、自らも強制排除される、その理不尽さ。

火炎放射器に焼かれてできた大火傷の痕がいまも残る、85歳の島袋文子さん。たった15歳で目の不自由な母親と弟を連れて逃げ、血の混じった水さえ飲んだ。戦後も辛酸を舐め、「生きていていいことは何もなかった」と言うその身体には、70年間、戦場(いくさば)であり続けてきた沖縄の歴史とやり場のない思いが詰まっている。

そんな彼らが「今度こそは」と思った知事選の結果が無残にも踏みにじられていくさまを見て、その非道さに震えました。翁長氏に投じられた36万票一つひとつの背景に、このような積もる思いがあったろうに、それらがいとも簡単に一挙に黙殺されたのですから。

それでも、この映画に希望があるのは、折れることなくしたたかに生き延びる、多様な人々の姿が写っているからでしょう。

なかでも、熱きハートを持ったリーダーのヒロジさんは、どんな困難な状況でもめげることなくマイクを握り続け(まるで倒されても倒されてもひょっこり起き上がる「起き上がりこぼし」のよう)、運動(とそして映画)に継続性とリズムをもたらしています。歌い、踊り、喜びを全身で表わしたかと思うと、緊張と怒りの高まる場面でジョークを炸裂させ、敵対する警察官たちをも失笑させるヒロジさんの人間臭さが、さまざまな感情が渦巻くだろう運動の現場に、ぶつかっても壊れない弾力を与えているのは間違いないように思います。

また、占領下で米軍に土地を接収され、いまも日本国内の米軍基地の74パーセントが沖縄に集中するという現実のなかで、基地と折り合いをつけて生きてきた辺野古の住民たちの姿をとらえているのも、この映画の魅力の一つです。60年もの月日をキャンプシュワブと同居してきた積み重ねの果てに、賛成の立場、反対の立場がある。その複雑な状況の一端を映画は垣間見せてくれます。いまでは国に雇われ、工事海域に船を出す漁師の仲村さんが、新年の挨拶に放った一言には誰もが胸を衝かれるのはないでしょうか(浜辺での年越しのシーンはあまりに素敵なので、ここでは内緒です)。

こんな魅力的な人々の姿が撮れたのも、監督の三上智恵Chie Mikamiさん自身が、厳しいことを言われても、時に追い払われても、「また来たのか」と言われつつ(やはりまるで「起き上がりこぼし」のよう)、17年間、辺野古に通い続け、取材を続けたからなのでしょう。ともに月日を過ごしてきたからこそ、つくることのできたドキュメンタリー映画だと思いました。

また長くなってきたので、ここでいったん切り、(3)ではそこに不在だったものについて書きたいと思います。
水谷みつる
(facebookより転載)


映画の過去記事
映画 「裏切りのサーカス みたわよ!」 by おねえ Tinker Tailor Soldier Spy
映画 「画家モリゾ、マネの描いた美女」 BERTHE MORISOT
映画「ミッドナイト・イン・パリ」のみどころ(ver.2) ロートレック
映画『バスキアのすべて』をみた Jean-Michel Basquiat


今日もお読みくださりありがとうございます。
クリック応援よろしくお願いします! 
Thank you!

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
[PR]
by voidchicken | 2015-08-23 01:48 | movies | Trackback | Comments(0)

ドキュメンタリー映画『沖縄 うりずんの雨』と『戦場ぬ止み』 (1) #eiga #film #movie #okinawa

*特別寄稿*

【沖縄の歴史と現在を知る――ドキュメンタリー映画『沖縄 うりずんの雨』と『戦場ぬ止み』】(1)

ポレポレ東中野で上映中の三上智恵 (Chie Mikami)監督『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』(2015年、東風)の感想を書こうと思いながら、延び延びになっていました。ちょうど先週末から同じくポレポレで『沖縄 うりずんの雨』(ジャン・ユンカーマン監督、2015年、シグロ)の上映が始まったので、併せて紹介します。

まず、タイトル。どちらも「いま」の沖縄から生まれた「うた」から取られています。

「うりずんの 雨は血の雨 涙雨 礎の魂 呼び起こす雨」(詠み人 小嶺基子)

「今年 しむ月や 戦場ぬ止み  沖縄ぬ思い 世界に語ら」
(くとぅし しむぢちや いくさばぬとぅどぅみ うちなーぬうむい しけにかたら)

『沖縄 うりずんの雨』のパンフによると、「『うりずん』とは、『潤い初め(うるおいぞめ)』が語源とされ、冬が終わって大地が潤い、草木が芽吹く3月頃から、沖縄が梅雨に入る5月くらいまでの時期をさす言葉」だそうです。「礎(いしじ)」は、もちろん沖縄戦の戦没者の名前を刻んだ「平和の礎」を指しています。沖縄の地上戦は4月1日、つまりうりずんの季節の最中に始まりました。新しい命の萌え出でる季節が、凄惨な戦争の記憶と重なり、雨さえも血となって流れて、死者の(そして生者の)魂を揺り動かすというわけです。映画では、この短歌がラジオ番組で朗読される場面が出てきます。

一方、「今年 しむ月や~」は、昨年(2014年)11月の沖縄県知事選挙の前に、辺野古のゲート前に掲げられた琉歌から取られています。「今年11月の県知事選挙は、私たちのこの闘いに終止符を打つ時だ。その決意を日本中に、世界中に語ろうじゃないか」という意味ですが、辺野古の基地建設をめぐる闘いだけでなく、沖縄戦以来、沖縄が戦場の島であり続けてきたことに止めを刺したいという意味も込められています。「沖縄ぬ思い」には、「うりずんの~」の歌にも重なる歴史の記憶も刻み込まれているでしょう。

『戦場ぬ止み』は、ほぼすべてが昨年夏から今年1月までに撮られた映像で構成されています。沖縄の現在、それも辺野古の基地問題に焦点を当て、それにかかわる一人ひとりの思いと記憶を遡るかたちで、歴史が決して過去の問題にはなっていないこと、そのうえにいまの運動がかたちづくられていることを示しています。

一方、「沖縄戦」「占領」「凌辱」「明日へ」の4部構成から成る『沖縄 うりずんの雨』は、主として資料映像とインタビューによって、沖縄の歴史を1945年から現在まで辿る内容になっています。2時間半のなかに非常に多くの情報を詰め込んでいますが、決して駆け足ではなく、一つひとつのテーマをじっくり掘り下げつつ進んでいく感じで、その編集のテンポは本当に見事です。

それぞれの作品はもちろん別個につくられたものですが、『戦場』がいわば横断面、『うりずん』が縦断面から見た沖縄になっており、併せて見ることで沖縄の歴史と現在がより立体的に見えてくるのではないかと思います。

ポレポレ東中野で、『戦場』が13:00と18:20から、『うりずん』が15:30からなので、ぜひぜひ併せて見ることを勧めます。どちらも2時間を超す作品ですが、長さを感じさせない内容なので、少し覚悟すれば大丈夫です!(と太鼓判を押します)

と言いつつ、この紹介文のほうはひどく長くなってしまったので、ここでいったん切り、それぞれの作品については明日以降、また書きます。

水谷みつる
(facebookより転載)


過去記事 contributed by Mitsuru Mizutani
ドキュメンタリー映画『ルック・オブ・サイレンス』(特別寄稿)


映画の過去記事はこちらにも!
映画「ASAHIZA 人間は、どこへ行く」を見た
「ハート・ロッカー」 #eiga #Iraq war #film #TheHurtLocker #movie #Bigelow
"I am gay..." Brüno coming March 2010



今日もお読みくださりありがとうございます。
クリック応援よろしくお願いします! 
Thank you!

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
[PR]
by voidchicken | 2015-08-20 01:20 | movies | Trackback | Comments(0)

映画「ミッドナイト・イン・パリ」のみどころ(ver.2) ロートレック #Lautrec #WoodyAllen #film #eiga

おすすめ過去記事
夏休み8月4日火曜日  by Sakagu


やや修正版
Midnight in Paris (2011) - Rotten Tomatoes

ウッディ・アレンの映画「ミッドナイト・イン・パリ」(2011)みました。
(フランス語のタイトルは”Minuit à Paris"で同じです。ってか元々アメリカ映画でしたね)

b0074921_224440.jpg


これはポスターにゴッホの絵をうまくつかっていて、とてもズルい。これに騙されるアートファンも多いのでは?

私も騙された。
しかし、、、、
ウッディ・アレンの映画だと思ってみるとがっかりするのでは?
というのが正直な感想です。

が、見どころはまぁまぁあります。
アートマニアが喜ぶ大芸術家のそっくりさん大集合のシーンが、最大の見せ場。

ピカソもガートルード・スタインもマチスも
ヘミングウェイもマン・レイも
本当に生き写しのようにそっくりです。
(追記:各々の作品や芸術に対する考えを話すシーンは特におもしろい。なぜなら顔や仕草が似てるだけでなく、セリフなどに彼女、彼らが現代の芸術にもたらした影響について凝縮して詰め込んである。軽いけど重いセリフはアレン脚本の白眉といえなくもない)


アレンのインタビューを読むと俳優探しに苦労したと
言ってますが、本人が出演しているかのごとく、
摸倣の完成度が高いし、アートファンでなくても笑えます。

ヘミングウェイ役は、現代の男性だったらちょっと言えないような、こっぱずかしい「男気」なセリフが多いのですが、コリー・ストールが目をウルウルさせて、ヘミングウェイになりきり演じて素晴らしかった。
私もうっとり。本物もこんなロマンチストなら惚れそう…ハンサムだし、懐かしいほど男性らしく、かつ人間的な魅力に溢れている。
(当時、キャパも憧れるほど男性に人気のあった理由がわかった。)

アドリアナ役のマリオン・コティヤールは美しいし蠱惑的でした。(サンドラの週末にも出てる)

そっくり度で、一番わたしが受けたのは、ダリとブニュエルとロートレックの人物像あたり。
というか、この三人のファンなので特にそっくり度に驚いた。かなり研究したのだろうなぁ。


ジョン・ヒューストン監督の「赤い風車」(1952)をちょっと前に見たばかりだったので、
ロートレック役やムーランルージュのセットはこの映画を参考にしてるのがわかる。また、あの映画が「ミッドナイト・イン・パリ」のなかで二重構造で豪華によみがえっているところが素晴らしい!
(「赤い風車」は映画的にはあまりおもしろくないけれど、ロートレックのことがよくわかる)

他にもオマージュ・シーンはたくさんあるだろうと思いますが、個人的にはベルエポックのシーンが好き。

b0074921_2385938.jpg


ウッディ・アレンは「マッチポイント」が最後に見た映画なのですが、
これは名作だと思う。見ていて胸がキリキリしてきていいですよねぇ〜。

しかし、これの他に見たいと思うアレンの映画がないのですが、おすすめの近作があったら教えてほしいです。

映画『ミッドナイト・イン・パリ』予告編



映画「赤い風車」 ロートレックの生涯を映画化した1952年のカラー映画。



参照サイト

『ミッドナイト・イン・パリ』ウディ・アレン監督単独インタビュー


↓(注意)ネタばれしてます
今年見た映画のワースト1「ミッドナイトインパリ」(埋没地蔵の館)


おすすめ過去記事
映画「ボヴァリー夫人とパン屋」のねちっこビーム #Gemma

sabo

[PR]
by voidchicken | 2015-08-06 02:31 | movies | Trackback(1) | Comments(0)

映画「サンドラの週末」とヴァン・モリソン Van Morrison

おすすめ過去記事
森万里子「Infinite Renew」エスパス ルイ・ヴィトン東京
ニック・ナイト インタビュー #NickKnight interview
ウォーホルの女装写真 #AndyWarhol
巨匠アーヴィング・ペン死去と吉永マサユキ Irving Penn dies


b0074921_1473758.jpg



映画の詳細は公式サイトを参照くださるとして、
わたしの感想としては、「Gloria」がラジオから流れるシーンが
一番ピークのように思う。

「ロックが好きでしょう?」とボリュームをあげ、
車のなかで夫と友人と歌う。

「Gloria! Gloria!」

もちろんGloriaは歌詞では女性の名前なのだけれど、
「勝利」「栄光」「悦び」を意識している。

映画のなかで彼女は自分自身とずっと闘い続ける。
そんな姿をみて共感を覚える人が世界中にいるんだろうな …。

不安定な雇用、明日も知れぬ身、、、、、かなり切羽詰まった状況で、
Van Morrison(Them)の曲で、主人公がちょっと元気を出すシーン。
その瞬間の目の輝きといったら!
演技とは思えないほど、リアルでジーンとくる。


「サンドラの週末」(Deux jours, une nuit)予告


THEM (Featuring VAN MORRISON) - LIVE 1965 - "Gloria"



Vivaldi's Gloria もおすすめです。



sabo

art news delivered by art blog voidchicken

いつもご愛読ありがとうございます
ブログランキング・にほんブログ村へ
[PR]
by voidchicken | 2015-05-19 01:20 | movies | Trackback | Comments(0)


↑王様が見守ってるよ☆


by voidchicken

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

最新の記事

【黄金町バザール】サン・ピッ..
at 2017-08-22 21:27
2017年国際展巡り一人旅 ..
at 2017-08-22 21:21
バンコクアートだより2017..
at 2017-07-22 12:49
追悼・後々田さんから。
at 2017-06-15 22:37
映画「ギターマダガスカル」と..
at 2017-05-04 00:34
メルマガ5/2でました。
at 2017-05-03 15:59
感じてもだえる愛の重さ…二藤..
at 2017-05-02 19:41
Kochi Muziris ..
at 2017-01-19 15:07
Kochi Muziris ..
at 2017-01-05 00:32
Kochi=Muziris ..
at 2017-01-01 02:16

カテゴリ

introduction
travel
art days
foods
English essay
sexuality
obituary
current issues
movies
music
books
design
town
boxing
animal
français
manga
sabo's talking
remembrance
ukulele
woman
#françase

以前の記事

2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 01月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2001年 08月

タグ

(465)
(452)
(434)
(309)
(260)
(256)
(163)
(140)
(127)
(110)
(110)
(105)
(98)
(45)
(39)
(33)
(27)
(10)
(8)
(8)

検索

Who's voidchicken?

さぼとさかぐとさぼぐオネエのアートブログ。
Facebook
VOID chicken


Twitter new account!
handled by sabo
sb_voidchicken

VC on tumblr

VC on You Tube


メルマガの登録はこちら
*Thank you for subscribing
to our mail magazine,
"VOID Chicken Nuggets"

VOID Chicken Nugget
(まぐまぐ)


*Original Website
Art magazine V O I D/chicken




Art for all.
art blog voidchicken

*The blog covers world's art news, travels, soulfoods, and other topics.  Daily updated by Sakagu, Sabo and Sabogu, and other poeple.

We support
TAB button


♪♪♪ notice ♪♪♪
Show only approval comments and trackbacks.

Thanks for click!
ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ
にほんブログ村
にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

*VOID Archive
オノ・ヨーコ インタビュー
Yoko Ono Interview(2003)

*co-sponsored
株式会社ゴーライトリー 
/The Golightly

*追悼・美術評論家
Tribute to the first female art critic in Japan
日向あき子サイト Memorial of Akiko Hyuga

Subscribe to me on FriendFeed


art for all.

記事ランキング

画像一覧

ライフログ

最新のコメント

いつもエキサイトブログを..
by blog_editor2 at 22:56
わりきりさん、コメントあ..
by voidchicken at 14:30
実はブログが出来てからお..
by skuna@docomo.ne.jp at 13:54
指輪ホテルです。みにきて..
by 指輪ホテル at 17:39
>Yukaさん タイの..
by voidchicken at 14:30

最新のトラックバック

ドイツ皇帝の最後の宮殿で..
from dezire_photo &..
セルバンテス『ドン・キホ..
from dezire_photo &..
デビッド・ボウイが10年..
from センタのダイアリー
新潟に巨大ハーブマンあら..
from 宮村周子の展覧会リコメン す..
"表現したい!"を思いの..
from Boochanの宝探し

ブログジャンル