タグ:アートねた ( 254 ) タグの人気記事

追悼・後々田さんから。

後々田さんの追悼文を書こうと思って、ずいぶん時間がたってしまった。

ICC時代の後々田さんとは交流があり、大変お世話になった。
そのころの思い出を書こう。

ご存知の方も多いと思うが後々田さんはとても人間的に魅力があり、そして男としての佇まいも素敵で女性のファンも多かった。私は兄のように後々田さんを慕って、わがままなお願い(広告、原稿、取材など)ばかりした。いつも困った顔をして、最後には「なんとかするよ」的な雰囲気で応えてくれたように記憶する。しかし、後々田さんの困った顔というのは、普段からそんな表情なので私だけが困らせていたわけではないと思うのだが。

とあるとき、珍しく後々田さんの方からお願いがあるといわれ、いいですよときいてみると、デパートにズボンを買いに行くのを付き合ってほしいという。そのころ、ちょうど恋人と別れたばかり一緒に買いものをしてくれる人がいなかったのだ。私の夫も自分でズボンを買えない人なのでよくわかるのだが、何が自分に似合うどころか、ファッションとして何が流行ってるのか、どこが違うのか、着るものに関してまったく音痴な男性がたまにいる。後々田さんは「買いものする」ということや場所も苦手だったのだと思う。ICCに近い新宿の高島屋でズボンを2、3本を買い終わってホッとした後々田さんの顔をいまでも覚えている。

またVOIDからVOID chickenになったときに、ICCの広告を後々田さんが出稿してくれた。とはいえ、それは公式なものではなく、ある展示の宣伝を私たちがして、後々田さんからポケットマネーをもらったような形だ。そのときのお札は封筒に入ったままVOID chicken財団の缶箱にある。実は、私たちは会期の日付を間違って印刷してしまい、大迷惑をかけてしまった。後々田さんは例の困った顔で「仕方ないなぁ」とため息混じりでつぶやいたような気もするが、一言も苦情を言わなかった。とにかく優しい人だった。

VOID時代には原稿もいただいた。それは「検閲」に関する記事だ。たまたま見つけて今日読んだのだが、この頃から日本という国は変わっていないどころか、後退しているのではないかと危惧している。リンクを貼るのでそちらも読んでいただけたらと思う。いまでも後々田さんのような兄がいたらと思っている。もしかしたら今も見守っているのかもしれない。

後々田さんはとても音楽にも詳しい人だったので、家で何を聴くのか質問したことがある。「レゲエしか聴かない」というのが彼の答えで、それをきいて後々田さんは本当に疲れてしまっているのだなとしんみりと思ったものだった。そういえば、買い物しながら恋人となんで別れたのか理由をきいてみたら、「自分に厳しすぎると言われた」という。後々田さんがICCを去ったあと、私はバカだったので後々田さんに連絡することもせず、梅香堂にも行く機会を永遠に失った。とても悔やまれることだ。ごめんなさい。そしてありがとうございました。

後々田さんの梅香堂時代の記事リンク:「大阪の優しさ」後々田 寿徳(梅香堂)
リンク:2003 VOID 後々田さん記事から


柘植 響 2017/06/15


このポストのBGMはこれで!





[PR]
by voidchicken | 2017-06-15 22:37 | obituary

広島アートぶらぶらその3 番外編 ビー玉ポケット #hiroshima #antiqueshop #昭和

おすすめ過去記事
「インディア・アート・サミット」レポート


広島でこれも偶然に発見したのですが、
昭和のアンティーク屋さんが開いている博物館です。

場所は後ほど追記しますがまずは写真をアップ。


路面電車の「舟入本町」を降りるとすぐにアンティークショップがあり、
そこから地図をもらって、あるいて3分くらいのところにある博物館に行きました。

お店はリサイクル(1階)と博物館(2階・入場料200円)がひとつのビルに
入っております。昭和が懐かしい人にはおすすめですね。

特に興味のない人はつまらないでしょう。
とはいえ、昭和のアンティーク屋さんは全国でもどんどん閉店しているらしく、
昭和時代に流通したおもちゃもかなり貴重な資料になりつつある。

江戸博物館の別館として、ぜひ昭和博物館も東京オリンピッックを目指して作りませんか?

お店のブログ
昭和アンティーク ビー玉ポケット

ここの店長さんが書いている記事でこれがいいですね。昭和世代らしいなぁ。
生きてきて気付いた10コの事
9番目の
「 死んでしまいたい 」 は まともな人の考え方。
大丈夫。 その願望が叶う時が必ず来る

に笑いました。
店長さんがんばってね!

sabo

b0074921_23330634.jpg


b0074921_23303075.jpg


b0074921_23303546.jpg

b0074921_23303729.jpg

b0074921_23303734.jpg


これはアンティークショップの前にあるマジンガーZです!

b0074921_23330638.jpg




いつもご愛読ありがとうございます
ブログランキング・にほんブログ村へ

いつもご愛読ありがとうございます
にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ
にほんブログ村
[PR]
by voidchicken | 2016-10-22 19:05 | travel | Trackback | Comments(0)

広島アートぶらぶらその2 横川創苑とカモメのばぁばぁ  #contemporaryart #gallery

広島アートぶらぶらその1 は
これ、「Nのパラドックス」 アートギャラリーミヤウチ・広島
b0074921_1354685.jpg


昭和の匂いがたっぷり残る商店街が横川駅前の一画にあると聞いて、さっそく
ぶらぶらしてきました。すると、
横川創苑というギャラリースペースに遭遇。
展示模様替え期間のため、コレクション展で、
オーナーのマニアックなセレクションが渋いっ。
次回のガタロさんの個展、「ガタロ」展もとても良さそうなんですが …。
b0074921_1364133.jpg

広島はちょっと遠いなぁ。
近くだったら行くのにな。残念。

次に行ったのは、「カモメのばぁばぁ」というギャラリーを併設しているカフェ。
犬のアトムくんがかわいらしく、おとなしく店番やってます。
狭いスペースですが、気さくなベテランオーナーがいて、近所のなごみスポットのようです。

b0074921_1422370.jpg


個人的にはここのアットホーム感に癒されました。もっとゆっくりしたかったな。
ちょうど手作りカードの展示をやっていたので、一枚、自分に郵送をお願いしました。
届くのが楽しみです。

他にもたまたま遭遇したスポットがありますので、
広島アートぶらぶら続きます。

sabo

いつもご愛読ありがとうございます
ブログランキング・にほんブログ村へ

いつもご愛読ありがとうございます
にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ
にほんブログ村

[PR]
by voidchicken | 2016-10-20 01:50 | art days | Trackback | Comments(0)

Art & Breakfast Day 9/11に参加しました #MidoriMitamura #contemporaryart

Art & Breakfast Day International Vol.4
2016年 9月10(土)- 11日(日)
Facebook page
artist: 三田村光土里 Midori Mitamura

参加しましたので、報告です。
【府中市美術館とArt and breakfast 】
15年前の9月11日のNYでのテロの犠牲者に哀悼の意を捧げます。

b0074921_0132113.jpg


美術館前に11時に集合し、府中の森公園で12時まで朝食をいただきました。
ちょうど公開制作中のアーティストの谷山恭子さん、学芸員の神山さんなど計6名が集まりました。
その後は美術館で三田村さんの「バイエル」と新海覚雄展をじっくりと鑑賞。

新海は、社会運動の絵だけでなく、「初夏」「椅子に倚る女」の美人画も良かった。
残念ながら本日が最終日。公開制作の谷山恭子さんを訪ね、現在進行中の作品、
オランダでの移民をテーマにしたプロジェクトの話を聞く。府中市美術館といえば、
牛島先生。「牛島憲之の写生旅行」のスケッチを見ながら、カメラがまだ普及する
以前の時代は、イーゼルを立て鉛筆、水彩で自分の眼の体験を残すという喜びは
今より大きかっただろうと考える。アトリエも再現されていて、すっかり「牛島先生」の
ファンになってしまった。

Art and Breakfast _A Park at Fuchu Art Museum
Hosted by Eri and Hibiki

/ Report /

Had a great breakfast meeting at a park close to Fuchu Art Museum.
After that, we appreciated works by Midori Mitamura , Kyoko Taniyama, and the exhibition features KAKUO SHINKAI.
Also we paid tribute to the victims of the September 11th attacks in U.S.

b0074921_013421.jpg


(以下、A&B サイトより引用)
Art & Breakfastは、美術作家・三田村光土里が2006年から世界各地で継続して行なっている滞在制作アートプロジェクトです。
滞在先でその国の朝食を作り、人々と朝食をともにする行為から制作が始まります。朝食はその国の文化と伝統を顕著に反映しています。知らない土地での日常生活と人々との交流は、社会、歴史、様々な問題などについて重要な気付きを私にもたらし、その気づきをもとに、土地で見つけた材料で小さなインスタレーションを日々、作り続けて、空間を満たして行きます。

Art & Breakfast Day は、誰もが開催者となり、世界中のアーティストやアートスペースのオープン・スタジオ、エキシビション、アートイベント、ワークショップなどと連動し、朝食を通してビジターとアートの場を共有するプロジェクトです。
朝食という親密な行為を通してアートやアーティストと関わることで、通常の展覧会やオープニングパーティでの社交とは違った新鮮なコミュニケーションを体験できます。
このプロジェクトは、パーソナルなコミュニケーションを通して人々とアートを近づけることを目的としています。普段の展示とは違う、アーティストの自由なプレゼンテーションやコミュニケーションを可能にします。

posted by sabo

おすすめ過去記事
*あいちトリエンナーレ2016 岡崎へ行ったら八丁味噌!
*あいちトリエンナーレ見所としてコラムプロジェクトN-72
*LAアートぶらぶら その6 Uberの極意 
*レニー・ゼルウィガーはありのーままにー(美容成形、ボトックス) Renee Zellweger
*映画 #Session と #Birdman と #アントニオ・サンチェス
*濡れない「雨の部屋」はすごいよ! Barbican's Rain Room


いつもご愛読ありがとうございます
ブログランキング・にほんブログ村へ
[PR]
by voidchicken | 2016-09-12 00:24 | art days | Trackback | Comments(0)

あいちトリエンナーレ2016 岡崎へ行ったら八丁味噌! #現代美術 #aichitriennale

おすすめ過去記事
さかいアルテポルト黄金芸術祭2016開催中!(終了してます)
映画「彼は秘密の女ともだち」見たわよ! byおねえ
LAアートぶらぶら その6 Uberの極意


b0074921_131538100.jpg

さかぐです。
あいちトリエンナーレが始まりました。私はまだ愛知芸術文化センターの展示しか見てませんが、すばらしかったです!

2013年「揺れる大地」というお題に合わせてキュレーターたちが腕によりをかけた感の強かった前回とは違い、港千尋が芸術監督の今回は、多種多様なアーティストの世界を捉える視点とアプローチの違いをきちんと取り上げた、いい構成になってました。見る側のいろんな受け取り方を許容するような、見たあとで、私はコレが好き!とみんなで言い合えるような、リラックスした雰囲気もあったかなー。

プエルトリコのアローラ&カルサディーラのインコと宇宙の3面インスタレーションは、はっきりいって字幕を読む作品なのだがすばらしいストーリーです。あと、自分のグラフィティと子どもたちの落書きを並べたオスカー・ムリーリョとか、盲目の人がつくったセラミックのかけらを展示していた松原慈の根気強いプロジェクトとかも打たれました。

ちょうど今、来年の札幌国際芸術祭2017に自分が関わっていて、ゲストディレクターが「現代美術F◯◯◯K!」と公言している音楽家の大友良英ということもあり、従来の美術展のやり方ではない、こことは真逆のノイズだらけの芸術祭になるだろうから、それはそれで楽しみだけど、いい作品をノイズのない環境で見るという、アートを見る喜びに存分に浸れてちょっとほっとしたのでした。

と、あいちトリエンナーレ2016の雑感でした。残りは10月に見ます。ここから本題。
b0074921_1124917.jpg

10月、パフォーミングアーツ11作品固め打ちのレインボーウィークスに岡崎シビコの屋上でもパフォーマンスがあります。

アジアン・サウンド・リサーチ OPEN GATE 2016 動き続ける展覧会

10月6日~10日の5日間、岡崎の街を見渡すシビコ屋上で、ミュージシャンや美術家が日没前後に現れ、展覧会のようなライブのようなパフォーマンスのような空間と時間をつくります。
シビコは地元の渋いデパートですが、その屋上はぽっかり不思議な白い空間で、俗世を離れた浮世感があります。ここでどんな5日間が起こるのか、即興的要素の強い企画になると思います。
b0074921_1314390.jpg
シビコ屋上。夕日がきれい。

ですがこの話はまた後日。ここからがほんとの本題。

このリサーチで岡崎へ初めて行ったのですが、そこで出会ったのがオカザえもん、ではなく、八丁味噌です。
実は、岡崎は八丁味噌発祥の町。岡崎城から八丁(約870m)の距離にある八丁村(現在は八帖町)で、現在のまるやが醸造業を始めたのが1337年。約300年後、東海道を挟んだお隣に、カクキューが誕生。以来、この岡崎八帖町のまるやとカクキュウで、世界中の八丁味噌をすべてつくっている、というおそるべし八丁味噌の町なのです!

桶狭間の戦いで徳川勢の兵食だったとか、豊臣秀吉が日吉丸だった頃、味噌蔵にしのびこんで味噌で飯を食って逃げたとか、いろんな逸話があります。なぜ、まるやとカクキューだけなのか、なぜ仲違いもせず(たぶん)2軒並んで今もあるのか不思議ですが、地元の友人いわく、カクキューの方が商売上手だけど、地元的にはまるやがひいき、なんだそうです。角と丸ってところもできすぎですね。

それを知ってから岡崎の味噌コーナーを見ると、ちゃんと、まるや使用とか、カクキュー使用とか商品に書いてあります。つまり書いてないのは八丁味噌ではなく赤味噌ってことでしょうか。
b0074921_1314572.jpg

トリエンナーレで岡崎を回る人多いと思うけど、岡崎ではアートだけじゃなくてぜひ味噌蔵見学へ行ってほしい!巨大な桶に石を積んだ昔ながらの味噌製造法は、超美しいインスタレーションであります!
b0074921_13151342.jpg

米麹を使わずに、豆と塩だけでつくる八丁味噌は、普通の味噌よりも意外や塩気が少なく、固くて濃いコクとうまみがあります。麦味噌派の私も、しばらく八丁味噌狂いです。10月は味噌ヌーボーが出る月らしいので、ぜひOPEN GATEを見にきて、そして味噌蔵見学へ行って、八丁味噌を担いで帰ってください!


八丁味噌蔵見学はまるやとカクキューのどっちでもやってます。まるやは30分ごと、カクキューは平日は1時間ごとにやってました。おみやげ付きです。わたしはまるやへいったけど、次はカクキューを見てみたい。

ほかにもシビコの隣の和泉屋さんのくず餅バー、オカザえもんどら焼きもおすすめです。アルミ箔を貼ったみたいなきらびやかな喫茶丘も必見です。一見なんにもなさそうな町だけど、あるところにはある岡崎です。
[PR]
by voidchicken | 2016-08-18 13:46 | travel | Trackback | Comments(0)

西京人インタビュー「西京人—西京は西京ではない、ゆえに西京は西京である。」展 #現代美術 #展覧会

「西京人—西京は西京ではない、ゆえに西京は西京である。」展
のさかぐーのインタビュー記事リンクします。



西京をひらく──西京人インタビュー
西京人 /坂口千秋2016年06月15日号


b0074921_11432283.png



夏休みは金沢と広島に行きたい。
sabo
[PR]
by voidchicken | 2016-07-03 11:46 | art days | Trackback | Comments(0)

六本木クロッシングいよいよラスト1週間です! #現代美術 #展覧会 


fbより転載
自主検閲あり



b0074921_1136545.png





sabo
[PR]
by voidchicken | 2016-07-03 11:38 | art days | Trackback | Comments(0)

LAアートな旅その4 The Broadを見逃して思うこと #現代アート

過去記事
Los Angeles アートな旅日記 その1 西海岸が熱いかんじ



いつもブログをご愛読ありがとうございます。
Los Angeles アートな旅シリーズの4弾、


LAアートな旅その4
 The Broadを見逃して思うこと



こちらのリンク先にてご覧くださいませ。

以降は、noteにて公開しますので、
よろしくお願い致します!

過去記事はブログとnoteでも公開中です。

下記はブログのりんくです。

Los Angeles アートな旅日記 その1 西海岸が熱いかんじ

Los Angeles アートな旅日記その2 アースワークな感じ、秋葉原TV Michael Heizer


LAアートな旅その3  MOCA Geffenでマリリンに再会、メキシコ料理屋詳細


さぼ
[PR]
by voidchicken | 2016-06-24 12:28 | art days | Trackback | Comments(0)

LAアートな旅その3  MOCA Geffenでマリリンに再会、メキシコ料理屋詳細

これまでの記事。
*Los Angeles アートな旅日記 その1 西海岸が熱いかんじ
*Los Angeles アートな旅日記その2 アースワークな感じ、秋葉原TV Michael Heizer


つづき、その3です。
MOCA(モカ:The Museum of Contemporary Art)は実は4つある。

MOCA Grand がメインの美術館。
MOCA Geffen は大きな倉庫を改装したスペース。
(※このふたつは近いのでいっしょにまわれます)
MOCA PDC は建築とデザイン関係の内容で、こちらは行かなかった。
Double Negative  これが前回書いたネバダにある巨大なアースワーク
(※このふたつは離れてます)

MOCA Geffenでちょうど90年代のアートを振り返る展示をやっていて、
メインビジュアルが森村泰昌さまのマリリン・モンローであった。
シンディ・シャーマン(The Broad)と、
森村さま(MOCA)の広告フラッグをあちこちでみかけたが、
ふたりはセルフポートレイトで作品制作しているアーティストで、同じ時代に
世界から脚光を浴びたわけだが、それ以上になにか同期している縁を感じて、
感慨深い。横浜美術館でみた森村さまの「女優」シリーズ、岩下志麻、マリリン・モンロー、
エマ二エル夫人に再会する。ハリウッドにほど近いMOCAの青い空とマリリン。
b0074921_713574.jpg


もしかしたら、本物のモンローだと思っている人も、少なくないかもしれない。
Don’t Look Back: The 1990s at MOCA


The exhibition includes works by Catherine Opie, Cady Noland, Sarah Sze, and Paul McCarthy, among others, and explores the complexities of the period by dividing the presentation into six thematically grouped sections, titled: Installation; The Outmoded; Noir America; Place and Identity; Touch, Intimacy, and Queerness; and Space, Place, and Scale.


b0074921_7132194.jpg

とはいえ、LAでみるとなんとなく和な感じもして、国籍、性別不明の違和感が漂う。
そして滞在中にゲイクラブでテロ事件が起こった。
Orlando shooting: 49 killed, shooter pledged ISIS allegiance
June 13, 2016 CNN


出品作家はインスタレーションの作家が多く、改めて誰がいたか調べてみようと
ウェブサイトもみると、ざっくり展示風景の写真があるだけで、細かい作家情報がない!
あちゃー。さすがノンビリしたLAである。ここは撮影自由だったので資料として少し
撮ってきたのだが、数が多くて追いきれてない。

Paul McCarthy "Tokyo Santa, Santa's trees, 1996/99"
b0074921_7133740.jpg


1996年のパフォーマンスの写真とプラスチックのクリスマスツリーのインスタレーション。
写真は荒木経惟とあった。こんなこともあったのねー。この作品はとても広いスペースを
占めて展示してあった。ケッチャップとハーシーチョコを合成した血糊が不気味である。
Paul McCarthyは西海岸を代表する作家だけど、ちょっとタイミング的には外れて
しまって、彼の作品を見たのはここだけだった。(かなー?)
あと、ここであのターンテーブルの作家、名前が出てこない、、、の映像作品、"Telephone"を見た。
ラップとブラックカルチャーをリサーチした作品もよかったなぁ。

話は飯に移る。MOCA Geffenにいったら寄ってほしいのが、
La Noche Buena Restaurant (yelp)!!
Olvera Street という純メキシコな食べ物、土産もの屋が密集している一角にある。
オープンカフェのメキシコ料理屋がたくさんあって迷ったが、ここはあたりだった。

b0074921_7135334.jpg


b0074921_714754.jpg


オチャタという米のジュースがうまい。「メキシコで飲んだ味と同じだ」と一緒に
食べた友達が証言したので間違いないだろう。もちろんメキシコ人が作っている!
b0074921_714247.jpg


地図はこれ!
b0074921_934596.jpg



sabo
[PR]
by voidchicken | 2016-06-22 09:07 | travel | Trackback | Comments(0)

Los Angeles アートな旅日記その2 アースワークな感じ、秋葉原TV Michael Heizer


Los Angeles アートな旅日記 その1 西海岸が熱いかんじ
LAアートな旅その3  MOCA Geffenでマリリンに再会、メキシコ料理屋詳細


LACMA(ラクマ)にはいろいろ話題の常設作品があるのですがそのうちのひとつ。

LACMA
マイケル・ハイザー(Michael Heizer), ' Levitated Mass ' (2012)

b0074921_21395883.jpg


これは巨大な石の作品で、通りからみるとグランドレベルに設置されて
いるように見え、正面からみるとこのように作品の下をくぐることができます。
(遠近を利用して、持ち上げたポーズをして記念写真を撮るのが定番)

このマイケル・ハイザーには、「ダブル・ネガティヴ(double negative)」というMOCAのコレクションになっているアースワークもある。詳細はリンク先と、こちらの村田先生の記事を。

村田真氏 美術の基礎問題 連載第17回 アースワーク

この作品などを実際にみて思うのは、アースワークというのはアメリカにぴったりの美術だなぁということ。

ご存じのようにロサンゼルスという街じたいが、車で移動しない何にもできないところ。
次の駅まで歩けちゃうような距離を電車でちまちまと移動している東京の日々
に慣れていると困ることが起きる。
MAPをみて、「次の交差点を右に曲がってすぐね」と道を歩いていると、
その交差点までが100メートルあったりして、「やべっ」と思うスケールなのだ。

広々とした大地に暮らし、人間同士の距離もだだっ広い。
スケール感がやはり日本とは違う。スカイツリーも高いかもしれないが、
ここは横の方向にとてもでかいのだ。
抜けるような青い空と山々に囲まれていると、
とても寛大な気持ちになってきて、「大きいなぁ …」と、
この大きな作品を前に素直に感動できちゃう。
また、この石も「どうだ、大きいだろう?」っていう感じはまったくなく、
こちらが「人間って小さいのね」と、地球から生まれた作品にひれ伏したくなり、
そしていろいろと考えてしまうのだ。

これはいまイタリアで公開中のクリストの作品にも通じるものがあるかもしれない。
クリストの果敢な挑戦にもひれ伏してしまうが。

The Floating Piers - Christo and Jeanne-Claude

wikiによるとハイザーは作品のコンセプトについて公式にはほとんど
説明していない。たぶんその態度も含めて、作品なのだと言える。
美術館が公開しているスケッチには、"destroys 'gestalt' concepts"
(ゲシュタルトコンセプトを壊せ)と手書のメモがあると書いてある。

(Levitated Mass-wiki)
Heizer rarely explains or comments on his work and has never offered a public explanation of Levitated Mass's meaning or significance. He has however described the piece as being 'static art' and emphasized the importance of the boulder's size and of the work's longevity, saying that the work is meant to last 3,500 years. LACMA has published a preliminary sketch of the work by Heizer that contains a handwritten notation saying that the work "destroys 'gestalt' concepts".[2]

近くによるとこんな感じ。ごちゃごちゃ言うな!ってでかさ。
b0074921_2140926.jpg


「ランドスケープ」ということばをとても強く感じた作品とLAの風景であるが、
日本を感じるランドスケープって、海外からみると京都や富士山のような場所だろうか?
または映画「ブレードランナー」(1982)でおなじみの夜のネオンとビルディング。

ということを考えると、「秋葉原TV」(コマンドN)の、
電気街(いまは消滅したが)のテレビモニターで作品をみるということも、
東京のランドスケープを活かした作品で、日本という国のアースワーク(全体で)と
言えるのかも?と、思った。
つまり、東京オリンピックにぴったりではないか! 電気街がないけれど。

BLADE RUNNER - L.A. 2019 + Flying Scenes - [HD 1080p]


Artist Christo's latest installation, 'Floating Piers', set to open on Italy's Lake Iseo


sabo
[PR]
by voidchicken | 2016-06-20 21:31 | art days | Trackback | Comments(0)


↑王様が見守ってるよ☆


by voidchicken

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

最新の記事

バンコクアートだより2017..
at 2017-07-22 12:49
追悼・後々田さんから。
at 2017-06-15 22:37
映画「ギターマダガスカル」と..
at 2017-05-04 00:34
メルマガ5/2でました。
at 2017-05-03 15:59
感じてもだえる愛の重さ…二藤..
at 2017-05-02 19:41
Kochi Muziris ..
at 2017-01-19 15:07
Kochi Muziris ..
at 2017-01-05 00:32
Kochi=Muziris ..
at 2017-01-01 02:16
入る旅人 出る旅人 vol...
at 2016-10-26 23:04
広島アートぶらぶらその3 番..
at 2016-10-22 19:05

カテゴリ

introduction
travel
art days
foods
English essay
sexuality
obituary
current issues
movies
music
books
design
town
boxing
animal
français
manga
sabo's talking
remembrance
ukulele
woman
#françase

以前の記事

2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 01月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2001年 08月

タグ

(464)
(451)
(432)
(309)
(259)
(254)
(163)
(139)
(127)
(110)
(109)
(105)
(98)
(45)
(39)
(33)
(27)
(10)
(8)
(8)

検索

Who's voidchicken?

さぼとさかぐとさぼぐオネエのアートブログ。
Facebook
VOID chicken


Twitter new account!
handled by sabo
sb_voidchicken

VC on tumblr

VC on You Tube


メルマガの登録はこちら
*Thank you for subscribing
to our mail magazine,
"VOID Chicken Nuggets"

VOID Chicken Nugget
(まぐまぐ)


*Original Website
Art magazine V O I D/chicken




Art for all.
art blog voidchicken

*The blog covers world's art news, travels, soulfoods, and other topics.  Daily updated by Sakagu, Sabo and Sabogu, and other poeple.

We support
TAB button


♪♪♪ notice ♪♪♪
Show only approval comments and trackbacks.

Thanks for click!
ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ
にほんブログ村
にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

*VOID Archive
オノ・ヨーコ インタビュー
Yoko Ono Interview(2003)

*co-sponsored
株式会社ゴーライトリー 
/The Golightly

*追悼・美術評論家
Tribute to the first female art critic in Japan
日向あき子サイト Memorial of Akiko Hyuga

Subscribe to me on FriendFeed


art for all.

記事ランキング

画像一覧

ライフログ


現代アートを買おう! (集英社新書)


図工室にいこう―こどもがつくるたのしい時間

最新のコメント

いつもエキサイトブログを..
by blog_editor2 at 22:56
わりきりさん、コメントあ..
by voidchicken at 14:30
実はブログが出来てからお..
by skuna@docomo.ne.jp at 13:54
指輪ホテルです。みにきて..
by 指輪ホテル at 17:39
>Yukaさん タイの..
by voidchicken at 14:30

最新のトラックバック

ドイツ皇帝の最後の宮殿で..
from dezire_photo &..
セルバンテス『ドン・キホ..
from dezire_photo &..
デビッド・ボウイが10年..
from センタのダイアリー
新潟に巨大ハーブマンあら..
from 宮村周子の展覧会リコメン す..
"表現したい!"を思いの..
from Boochanの宝探し

ブログジャンル

アート・デザイン
語学